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歳時記

平成27年 アーカイブ

平成27年1月1日号

今年こそ  笑いいっぱい

1.jpg見る映画

笑っていれば 病気しらず
今回の映画は社長道中記です。
森繁久弥の当たり役「社長シリーズ」の丁度十作目に数えられ、主要な出演者が脂が乗り切っていて今観ても面白い。
社長シリーズお決まりの展開を見せるのがまた面白いです。森繁・三木らの芸達者の小技が所々に出てくるので飽きさせません。
森繁三木、小林が、殆ど笑ったことがないという取引先社長を笑わせるために宴会芸を見せるシーンは実に面白い。
缶詰めの格好で上下運動する姿に大爆笑。
奇抜なギャグや、大きな冒険、戦いなどが全くないのに、観客が満足できるというのは凄いことです。
一九六〇年代の喜劇を代表する俳優たちを一堂に観られるというだけでも楽しい作品です。

平成27年2月1日号

映画好き 二月といえばアカデミー どれが取るやら楽しみ愉し

201502.jpg今回の映画は幸福の黄色いハンカチです。
とにかく健さんの映画なのです。
その男らしさや独特の台詞まわし、ちょっとした何気ない動作にも見とれてしまいます。
公開された一九七七年は、高倉健が松竹で山田洋次の映画に出演するなんて、ちょっと想像しにくい時代でした。
「なんで俺はこんなやくざな性分に生まれついちまったのかなあ」
高倉健が泣きながらうめくこのセリフには、寧ろラストシーン以上に胸を打たれる。
それは罪を犯した人間の激しい悔恨の発露でもあり、また自我の重さに堪えきれなくなった男の懊悩でもあるのだ。

平成27年3月1日号

あで姿 この緋桜に ちりばめて 去り行く姿 我は涙す

201503.jpg今回の映画は『関東緋桜一家』です。
藤純子さんの引退記念映画であり、そして名匠マキノ雅弘監督の劇場映画の最後の監督作品でもあります。
映画の冒頭で藤純子さんが人力車から登場すると観客から大きな拍手が起こったことを覚えています。最後で、藤純子さん演ずる芸者鶴次
が信二(高倉健)を追っていくために、「皆さん、お世話になりました」と別れの挨拶を述べるのですが、これは当然ながら観客、すなわち藤純
子ファンへ心からの感謝と惜別の言葉であり、これを聴いた我々観客全員が惜しみない拍手を送ったものです。なんとも粋な終わり方だと思
い、マキノ監督にも喝采を送ったものです。
映画楽会で一緒に楽しみましょう。

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