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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第52号

活性酸素って?!!!

(酸素も悪玉になる・・・)
今から45~6億年前、当時の地球の大気中には酸素はありませんでした。
地球上にいた生物は酸素を必要としない細菌、又は酸素を嫌う細菌だけでした。(これらは嫌気性菌といわれています。)
それから15~6億年たち、海の中にラン草類(藻の一種)が生まれ、それらが光を利用した光合成を行うようになりました。
その結果、酸素という気体が生まれ、さらに高等植物が出現、炭酸同化作用により酸素量が増え、やがて現在と同じように大気中の酸素の量が20%になりました。
酸素が増えたことにより、より様々な生物が生まれることになり、海の中から陸へと生物が移動し、進化していったのです。
空気中に鉄を放置していると、茶色になったサビでボロボロになります。
ボールも弾力を失ってボコボコになったり、バターやチーズも変色したりします。
これも酸素がなせる技です。
以前、未熟児が生まれると生きるために保育器の中で高濃度の酸素が与えられました。その為に目に障害を受け、未熟児網膜症になることがありました。
このように酸素は濃度により、悪にもなるのです。
酸素が体内に入り、酸素自身が電子をもらい、反応性の高い酸素になったものを活性酸素と呼びます。 この活性酸素は身体の中で、じょじょに細胞に障害を与えていきます。
成人病と呼ばれている動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、アレルギー、糖尿病も活性酸素が関与しているのではないかと考えられています。

一番新しい論文では、現在の難病といわれている筋委縮性側索硬化症も活性酸素が関係しているのではないかと報告されています。
活性酸素には、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素の4つからなっています。この中で一番なじみぶかいのが過酸化水素でしょう。
これは水に溶かしてオキシフルとして消毒に使われます。
一般的な消毒薬は好気性菌を殺すことができますが、嫌気性菌はこの酸素からできたオキシフルでないと殺すことができません。
昔からガンの治療には放射線療法が行われていました。
これは放射線が水分を分解して活性酸素を作り、この活性酸素がガン細胞の遺伝子を破壊し、治療に効果的な結果をもたらすからです。
又、抗ガン剤の中には体内の細胞の化学的変化により、活性酸素を発生させ放射線と同じように遺伝子を破壊する働きをするものもあります。
人は酸素を吸い込んで、体の中の様々な物質を分解し、その一部を活性酸素を作ることに利用しています。 活性酸素には体にとって良い面と悪い面とを持ち合わせていますが、どちらかというと悪い面の方が多いようです。
スポーツにおける突然死も短時間に多くの空気を吸い込み、活性酸素が多量発生したことに起因する場合があります。
動物の寿命は様々ですが、その一生を通じて呼吸数はほぼ同じといわれています。
一定期間における呼吸数の多い動物ほど寿命は短いようです。
ではこの活性酸素を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
植物と同様に人間にも活性酸素の毒を消すSOD(スーパーオキシドジムスターゼの略)などの酵素、ビタミンE、ビタミンC、βカロチンなどの天然のものがあります。このバランスが崩れると、病気を引き起こすことになります。
脳の老化もこの活性酸素の毒を消す酵素のSODが少なくなったために、老化色素のリポフスチンができ、脳の中にたまるため本来の働きができなくなるためと言われています。
ですから、ビタミンEやニンジンなどに多く含まれているβカロチンをたくさん摂取することをお薦めします。
酸素はなくてはならないものですが、同時に体に害を及ぼす両刃の刃でもあるのです。健康食品に中に、SODを含むと書いてあるものもありますが、SODを含んでいるものを食べても、血液や体の細胞の中のSODは増えません。
活性酸素の毒を消す酵素は、自分自身の体の中の細胞の中で作らなければならないからです。 老化はこの細胞自身が作っている膜に、その形を維持する力が不足して起こりますが、この劣化を防ぐには、先にあげたビタミンE、ビタミンC、βカロチンを多く含む食事を心掛けることが一番有効です。

新しいリハビリテーション
最近は医学と工学が結びつき、いろいろな新しいリハビリ機器、リハビリ工学が発達してきました。
私たちの病院も新しい関節運動の考え方に基づき、リハビリを行っております。
これは関節運動学アプローチ(AKA)と呼ばれ、関節面の滑り、回転など関節包内運動を治療するものです。
1970年代の後半に関節運動学を基礎とする治療手段として理論的に確立されたのですが、当初その技術は未熟で、改良や開発を加えながら今日にいたっています。
AKAは臨床的には関節可動域の維持改善、および痛みの原因として重要な関節機能異常の治療に不可欠な技術で(ほぼ完成に近い)、その他にもマヒ性疾患における神経筋再教育の補助手段としても有効です。
関節は一般に凹凸の関節面から成っています。
腕や足を動かすとき、骨運動に伴い関節面に滑り、回転、回旋などの動きが起こります。これらの関節包内運動に加え、関節包、靭帯の緩んだ位置において、他動的に関節面を離開したり、滑らせることも可能で、これを関節の遊び(jointplay)といいます。

AKA技術は、関節包、靭帯の最も緩んだ位置における関節面の離開法と滑り法、骨運動と関節面の滑りの関係、すなわち凹凸の法則を利用した3つを基本としています。関節拘縮の伸張運動では、従来の方法を用いれば痛みが発生し、強い伸張力を加えることができませんでした。
このAKAと伸張運動を組み合わせると、痛みもなく、容易に伸張運動できるようになりました。
関節機能異常は、痛みを主症状として、感覚障害、筋スパズム、こり、腫れなどを伴うことが多いのですが、これらの症状は原因となる関節のAKAで直ちに消失するか、著しく減少します。
軽度の痛みが残っていても、関節機能異常がなくなれば一週間以内に自然に消退します。もし一週間以上痛みが続く場合は関節機能異常が残存するか、他の原因による痛みと考えていいでしょう。
AKAの開発により、痛みの治療は一変しました。
従来、治療が困難だった腰痛、座骨神経痛、頚腕症候群なども容易に治療できるようになりました。
又、変形性脊椎症、腰椎分離症、すべり症などが原因と考えられていた痛みもAKAで消失し、また変形性股関節症、変形性膝関節症の痛みも、仙腸関節のAKAで消失することがあります。
ただし、仙腸関節機能異常は再発するものもあり、再発しやすい例では仙腸関節への超音波治療とROM運動を加えますが、完全な再発を防ぐことは困難です。
ご不明な点はリハビリ担当者にお聞き下さい。

「ボランティア」募集中!

高松冬のまつり実行委員会では、
"冬のまつりのメッセンジャー"として毎年、大きな役割をはたしている「高松冬のまつりボランティア」を募集しています。
中央公園等に来場された皆様に、暖かな気持ちと感動を与えるために、ともに努力していただける方をお待ちしています。

募集要項
1.募集対象・・・中学生から大人の方まで。          
老若男女を問いません。
2.募集内容・・・ (準備期間中)
(1)事務局ボランティア  
・事務局の電話応対  
・水まわりのお世話  
・事務関係のお手伝い
(2)企画ボランティア
・各イベントごとのチームで企画して明日の冬のまつりを作ります。    
(3)ボランティア隊
・必要な作業のお手伝い  
・セミナーの企画、実施
(本番期間中)
(1)事務局ボランティア
・炊き出し、ハートフルゲート、その他
(2)企画、及びボランティア隊  
・ウエルカム、イベント、風船、その他色々な作業
連絡先  高松冬のまつり実行委員会
〒760 高松市番町2-7-10
TEL 087-822-8313
FAX 087-822-8342