香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

English

コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第37号

大腿四頭筋を強化しよう!!!

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)って、どこなの?と、考えられたのではないでしょうか。
あまり聞き馴れない筋肉です。
でも整形外科では、大切な筋肉です。
この大腿四頭筋は膝を支える筋肉なのです。
この筋肉が弱まると、膝の関節に重みがかかるようになり、軟骨を痛めることになります。そして歩いたり、階段の上り下りに痛みを感じる変形性膝関節症へとなってしまいます。
変形性膝関節症とは、一般に中年以後の女性に多く、肥満傾向があり、歩行時の関節痛、ROMの制限(特に屈曲制限)、関節水腫(膝に水がたまる事)などが特徴です。又、O脚になったり、膝がピンと伸びなくなったりします。
もう一つ、この筋肉を強化することは、ボケの防止にもなります。
痛みについて、関節はセンサーなのです。

では、まず大腿四頭筋の左右差を調べてみましょう。
ひざの皿の上部から約10cmのところを左右計ってみて、誤差がある場合は筋肉の違いが出ているということです。
では、大腿四頭筋の筋力増強療法について、説明しましょう。
・仰向けに寝て、片膝は立てて、もう片方の足を上に上げましょう。かかとを15~20cm、床から上げ、5秒位停止させて下さい。
・次に横向きになり、上部の足だけを上に上げましょう。
[歩行時に一番大切な筋肉 (中殿筋)のトレーニング。]
・再び仰向けになり、ボールを足の間(大腿部)に置いて、ボールを挟むように力を入れましょう。
[歩行時に大切な筋肉(内転筋)のトレーニング。]
・上体を起こして、足をそろえて前に出して下さい。そのまま足に力を入れてみましょう。膝の皿が動きましたか? これも筋力がつく運動です。 
毎日、疲れない程度に数回ずつ、行って下さい。
テレビなどを見ながら、リラックスして行って下されば、毎日続けるのも簡単ではないでしょうか。
膝に水がたまった時、水を抜くと癖になると思われているかもしれませんが、それは迷信です。軟骨が悪くなったり、膝の中の滑膜が増殖しているために関節水腫が起こります。たくさん水がたまったまま放置しておくと、痛みも強くなったり、時には熱感が起こったりし、関節炎を併発したりします。

私の看護観

私が正看になって、まだ2ヶ月もないかな。そんな人間に看護とは何かなんて、未知の世界に等しい気がする。しかし、この世界、自分なりの個性が必要!!
看護婦になって3日でも30年でも、自分なりの看護観がないのに、ただ毎日仕事だからってやってたら、患者さんとの信頼関係は生まれない。と言ってボランティアではないし、これでも一応、国からライセンスをもらってプロとしてやっている以上、自分なりのポリシーは必要になってくると思う。
私にも新人なりの看護観はある。
学校へ通いながら病院勤務していた時、老人の女性が夜になると、胃に差し込む痛みをよく訴えてきました。
痛み止めの薬に坐薬、そして注射、どれも3時間程度が限度で、又、痛みを訴えるナースコールが鳴りました。
私の当直の時も同様に、その痛みを訴えてきました。坐薬も注射も間隔が短いため、私にはその患者さんに、もう何もしてあげられないと思いました。
その時、昔、母が胃痛で寝込んだ時、背中をさすったり、押したりした事を思い出し、その患者さんの背中をさすりました。
そして「私には、今こうしてあなたの背中をさする事しか思いつきません。薬も注射も時間がたたないとしてあげる事ができません。朝が来るまで、こうしてさすっています。少しでも楽になれば休んで下さい。」と言って、黙ってさすっていました。
さすっていた手の感覚がマヒしだした頃、その老人がムクッと起き上がり、私に「ありがとう。だいぶ楽になりました。今夜は眠れそうです。看護婦さんも少し休んでください。」と言ってくれました。
私は心配でしたが、患者さんの言葉を信じ、そのまま詰所へ帰りました。
その後、朝までその患者さんのナースコールはありませんでした。
次の日、ドクターの指示で胃透視をしてみると、大きな潰瘍が出来ているのがわかりました。痛いわけがやっとわかりました。
今なら、さすってあげる前にもっと早く胃の症状を見抜ける(対処できる)と自分なりに思うのですが、その時はさする事しか頭になかったと反省すると共に、あの時、患者さんが何故、私を詰所に帰し、その後ナースコールをなさらなかったのか?
多分、患者さんの夜間の痛みに対する不安が少しは減ったため、痛みも少し軽くなったのかしらなどど思っていました。
だけど、それがあの時の私にできる看護婦としての精一杯の力だったような気がする。今でも、その時の患者さんに道で会うことがあります。
ある日、この夜の話をすると、「ありがとう。あの時は本当、ウソのように痛みが取れたんでぇ。頑張って、ええ看護婦さんになってよ。」と言われました。
看護とは看護する側の看護観により、大きく左右されると思います。
そして看護観とは、絶えず成長することができるものと思います。
私は私なりの看護観に、経験を加味しながら、成長し続けたいと思います。
前の号に書きましたが、手当とは「手を当てる」と書きます。
彼女の手の温もりが与えたものは、医薬を超越し、古来から人間が持つ痛みに対する治癒能力を最大限に引き出した結果ではなかったのでしょうか。
背中をさすりながら、彼女が得た体験は彼女の看護観に多大な影響を与えたと共に、彼女自身が大きく看護婦として、羽ばたくことが出来た一つのチャンスだったように思えます。
ありがとうございました。

アンケート

5月~6月にかけての約一カ月間に、患者さんにアンケート調査のご協力をいただき、約200人の方より率直なご意見をお聞かせいただきました。
辛口の意見やとても満足しているという意見など、たくさんの回答をいただく事が出来、ここに改めて、お礼申し上げます。
今回のアンケートは、私たち当事者ではわからない部分を皆様方のご意見で見直し、今以上の医療サービスができるようにしたいという、職員全体の"やる気"からお願いした次第です。
当院も開設してから34年となり、新しい病院も今年度末には完成の予定です。
初心忘れずの気持ちで、新たな出発に挑みたいと願っています。
集計に時間がかかりましたが、アンケートの結果をご報告します。

病院の雰囲気 
清潔な感じ 48%
普通 39%
きれい 12%
不潔な感じ、汚い 1%

待ち時間   
待たなかった 16%  
少し待った 65%
5~10分 27%
15 31%   
30 42%
長く待った 19%
30~40分 39%   
1時間以上 30%
2時間以上 10%

職員の態度    
非常に良い 27%  
まあ良い 73%  
その他
挨拶がない。   
先生の挨拶がない。   
私語、雑談が多い。   
私的で不親切な態度

電話での応対    
非常に良い 21%  
良い 78%  
少し悪い 1%  
その他
事務的で不親切。
真剣さに欠ける。   
知識、技能不足を感じる。   
臨機応変な対処に欠ける。

性別    
男性 38%  
女性 62%

年齢    
20才未満~39才 25%  
40才~59才 34%  
60才以上 41%

アンケートの結果、見直す必要がある事項がありましたので、今後改善していきたいと思います。又、診察の度に医師が変わるとのご指摘がありましたが、緊急の手術や入院患者さんの容体の急変など突発的な事があり、今後も同じような事があるかと思います。どうかご了承下さいますように。
私共職員一同、これからも頑張って患者さんが"来てよかったと思える病院"として精進したいと思います。ご意見、ご指摘はいつでも受け付けていますので、コスモスポストにご投函下さい。今後ともよろしくお願いします。

長らくお待たせいたしましたが、当院のホームページがやっと出来ました。
当院のURLはhttp://www.yoshimine.comです。ぜひご覧下さい。