香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第29号

大自然からのメッセージ

青い空に続くかのように山の頂きに向かって伸びている道路がある。濃い緑の樹木の間に見え隠れしながら、うねうねと続く一本道はこの町がその総力のすべてを注ぎこんで建設した病院へと続く。
どの部屋に限らず眺望は最高で、さえぎる物がない窓に町がすっぽりとはまっている。湾岸の埋め立てによる人工の大きな港からは穏やかな海が広がり、沖合には遠い外国からの大型タンカーが点在している。たまに風に乗って汽笛が物悲しげに聞こえてくるのもそれなりの情緒をそえている。
だがそれ以上にすばらしいのは自然の織りなす山の四季だ。
春は霞のように桜が彩りをそえ、芽吹いた樹木が生き生きと命の賛歌を歌ってくれる。夏は鬱蒼とした樹木が心地よい日陰となり、涼風が濃い大気の香りを運び森林浴の恩恵に預かれる。
秋は実りの時。
どんぐりが落ちる音も聞こえてきそうな静寂の中で山は化粧直しにいそしむ。
冬は休息の時。
すっかり葉を落とした木々は胎内に明日への命の育みながら静かに眠りに入る。
入院して気弱になっていた患者は、ある日、唐突に窓からのメッセージを受けとる。自然の息吹が新風のようにまっすぐ心に届く。
窓からのメッセージは勇気の便り。
戦う意欲が腹の底からズンズンと響いてくる。
病気にクヨクヨした鬱の状態から抜け出て、誰もが戦士になる。
さらに窓は語る。
「遠い水平線まで目をやってごらん」と。「海の大きさが計れるから。ただし、その心で計れるんだよ」と。
「ねっ、心って海より大きいんだ。そんな大きな心を持っているのだから恐れる物なんてないよ」と。  
だからこの病院の病人は、たいがい元気に退院をしていく。
窓からのメッセージが、本来持っている治癒能力を最大限に引き出してくれるからだ。有能なスタッフは自分たちの技術の進歩と喜び、最新施設の病院の将来に期待する。彼らに窓は何も語らない。
高齢者の膝や腰の痛みに対するアプローチ高齢になると体が前傾してきますが、なぜでしょう。
それは骨粗鬆症などで骨が弱くなり、背骨が傾状変形し、それにともないお尻の筋肉が衰えてくるからです。逆にいえばお尻の筋肉を強くすることによって前傾を改善させることができます。
体が前傾すると腸の動きも悪くなり、食欲も低下し、栄養状態も悪くなります。
そうなるとますます筋肉が弱くなり、腸の動きもより悪くなります。このような悪循環を繰り返しているうちに老人性痴呆に発展する事もあります。
また痛みも強くなり、歩くことさえ困難になります。
ご家族の方にお願いしたいのは、まず診察を受ける事です。
そして骨の変形によって起こって来た痛みなのかを医師より知らせてもらって下さい。もし変形からくる痛みであれば家族の方でもできる事があります。
まず痛む場所をさわってあげ、軽くマッサージをしてあげて下さい。
痛みのある所を手で押さえて、痛まない程度に動かして下さい。
どこの部分であっても手で押さえてあげることが大事です。
昔から手当という言葉があります。手を当てると書いて手当。
お年寄りには、まず触ってあげる事。これが一番の薬にもなります。
家庭でできる気功療法
高齢者の疾病や成人病が増加する中で、健康の自己管理や自己治療、予防などのできる中国の気功法が注目を集めています。
気功法とは「気」という心と体の両方にまたがる領域を考えながら、また実感しながら、深呼吸と体操で精神を安定させ、体の健康を保ち、人間が本来もっているエネルギーを増幅させ、自然治癒能力を高め、心身の健康を維持、増進させていく方法です。病気の治療に利用するのが気功法、精神安定を重視するのを気功術といいます。
日常生活の中でおこる様々な歪み、疲労、過労などが原因の腰痛や肩こり、ストレスからくる不定愁訴などが不思議に消えて行きます。

気功による健康の原理
・気功鍛練は正気をつくり邪気を除く。
・  〃  経路をめぐらせ、気血を調和させる。
・  〃  大脳皮質を抑制させ、保護状態をつくる。
・  〃  神経系の協調能力を増加させる。
・  〃  放松(リラックス)して緊張を除く。
・  〃  新陳代謝を下げ、エネルギー貯蔵能力をあげる。
・  〃  内臓を運動させ、摩擦する。
・  〃  免疫能力を高める。
・  〃  潜在能力を開発させる。

・・・家庭で簡単にでき、誰もが理屈抜きに元気になる・・・
そんな気功の簡単体操です。
疎通経路保健功からの抜粋 まず最初に同じ動作を100回位、単調に繰り返す事が効果的であることを頭に置いてください。
この単調な動作の繰り返しが脳にアルファー波を送ってくれます。

1、拍手踏脚(100回)
・"気"の出入りを良くします。
これは手足の三陰三陽に気を通します。
軽く足踏みしながら、体の前後で手をたたきます。
この時、全身放松(リラックス)してたたきましょう。
2、任督脈(100回)
・万病に効く。
体の正中線に"気"を通します。
軽く足踏みしながら、手を軽く握って親指と人差し指側で背中と胸を同時にたたきます。
3、百会長強(100)
・百会は下の病気 特に痔に良い。
・長強は上の病気。
骨に刺激を与えるので若返り、骨粗鬆症にも有効です。
軽く足踏みしながら、軽く手を握り、頭のてっぺんと尾てい骨を同時にたたきます。
4、足打足三里(100回)
・胃の悪い人におすすめ。 足の三里を踵でたたきます。
5、酔人行(100歩)
・リラックス 宿酔状態で歩きます。
この時、ひざは曲げて全身の力を抜いて下さい。
最後は深呼吸をして、おしまいです。
忙しい時、時間がない時は1と5だけでも良いです。
急いでする必要はありません。
ゆったりと自然と調和しているような気持ちで行うと、より効果的です。

目覚めよ!さらば救われん!

当院には野球チーム「ボーンズ」があります。発足してから、すでに3シーズンを終えました。
ともかく参加する事に意義があると思って数々の試合をしましたが、近頃、私は少し疑問が沸き上がっています。弱いチームである事は事実ですので何をか言わんやですが、負け方に少々問題があるように思えてきたのです。
下手でもいい、ミスをしてもいい、だけど負けた後のチームのみんなのあっけらかんさが問題ではないのかと思うのです。
誰にもこれだけは負けないという自信。
ボールにどれだけ集中しているのか。
ガッツはあるのか。エトセテラ・・・エトセテラ・・・
誰もが楽しむために参加しています。
でも"勝つ"という事への執着心も必要ではないのでしょうか。
集中心が進歩をうながし、進歩は発展へとつながる。
病気をなおそう、負けたくないという気持ちが治癒能力を高め、信じられない現代の奇跡をいくつも起こすのです。
何でもあっという間に出来るものはなく、本人のたゆまない努力が良い結果を生むと思います。
努力なくして出来るものは何もないのです。
病気によって萎えた心を励まし、気力を充実させるように職員たちを教育し、同時に自分自身も向上させて行く。
下手でもボールにくいついていこうとする根性。
ちっともバットに当たらなくても、それでも頑張る根性。
ホームベースを死んでも踏もうという根性。
仕事でも遊びでも「一生懸命」という事が何より大事なことだと、私は思います。
懸命にボールを追う、負けん気でベースを死守する、チームプレイを大切にする。
そんな気構えがいい仕事につながるのではないでしょうか。
野球だろうと病気だろうと胸をはって吹き飛ばすような気力が、どんな障害をも楽々と乗り越える原動力なのではないでしょうか。
病気の事で不安な方、いつでも相談に来て下さい。
最後に「ボーンズ」にゲーテの言葉を捧げたいと思います。
「大切なことは大志を抱き、そしてそれをなしとげる技能と忍耐をもつということである。そのほかはいずれも重要ではない。」