香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第205号

笑いへの道

パッチ・アダムスという映画をご存知でしょうか?。
1998年に公開され、DVDでも発売もされていますからご覧になられた方もたくさんいらっしゃると思います。主人公パッチ・アダムスは、自殺への衝動をなんとかしようとして精神病院に入院します。しかし、患者として入院生活を送るうちに医療の古い体質に疑問を持つようになり、どうすれば本当の癒しが得られるのだろうかと考えるようになりました。やがて考えついたのが「笑い」による癒しでした。彼はさっそく勉強を開始し、みごと医学部に入学。さっそうとピエロの格好をして小児病棟を訪問します。子どもたちは大喜び。ピエロの赤い鼻は長い闘病生活に疲れた子ども達の心に差した一筋の光、「笑い」という勇気でもあったのです。

主役は,ロビン・ウィリアムス.「レナードの朝」「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」など,医者役は彼の温厚さがにじみ出てくる、まさにうってつけのようです。
以前の読売新聞に、面白い記事が載っていました。

笑いで病気を吹き飛ばそうー。

医療や福祉などの現場に笑いを広げ、患者らの自己治療力を高める「笑い療法士」のことが書かれていました。彼らは特別なパフォーマンスをせず、元気のない患者さんらの心に寄り添い、笑いを"感染"させている。認定を受けた笑い療法士の一人は阪神大震災の被災者。「笑いは生きる力。被災後のしんどい気持ちを少しでも軽くしてくれたのが笑いだった。自分が力をもらった笑いを一人でも多くの人と分かち合えるようにしたいと思い、応募した」と。
笑いといっても、微笑みから大笑までいろいろあります。お笑いではなく、病院や施設で、診察や介護の時に、思わず相手が微笑むような状況が大切なようです。
落ち込んでいる患者さんの前でどうすればいいか。自分が苦しい時に、周りのどんな対応がうれしいかを考えながら、時間をかけて、ゆっくりと相手の身になって考えていかなければなりません。
これは大変なことです。ですから、「笑い療法士」というのは、難しそうで、そうそう簡単にはいかないようです。ただ人を笑わせればいいというわけではなく人柄が大切なのです。
これからの医療は「患者さん」を人間としてとらえる「全人的医療」が求められています。その為にも医師と患者さんとの間で意思の疎通がうまく行われなければならないのです。私が日常の診療で「笑い」を考えるようになったのは、この記事がきっかけになりました。確かに,以前から「患者さんとの壁を取り払いたい」という思いがありましたが、ベルリンの壁が簡単に取り払われなかったように半分あきらめていました。この記事を読むまでは「笑いを取る」などということは考えたことすらありませんでした。今は出来るだけ意識して患者さんに微笑みかけたり,時には冗談を言って,患者さんににこっとしてもらえるように心がけるようになりました。そうしていると、意外なことが発見できたのです。こちらが微笑みかけると,患者さんは笑顔を返してくれます。「笑い」ってすごいなと感じられるようになりました。さらに,もっとすばらしいことに気がついたのです。それは,「笑い」が医師と患者さんとの信頼関係に役立つということなのです。

病院にこられる患者さんは,不安だらけです。自分の病気に対する不安とそれから波及するいろいろな心配事、医師に対する不安。どんなドクターなのだろうか。話しやすいのだろうかなど、我々が考える以上に不安感があると思います。
不安を持ったままでいれば,患者さんは自分の思っていることの半分も医師に伝えられないでしょうし,医師から受ける説明も十分に理解できないでしょう。そのような状態では不満や不信感を引き起こし、ひいてはこの病院が嫌いということにもなりかねません。「笑い」は,このような患者さんの不安や緊張を解く有効な手段になり得るのです。笑うことによって患者の心の不安が解け,それによって医師と患者さんとの間でよい関係ができるものであるならば,それも医師の能力の一つと考えてもいいのではないでしょうか。

医者が医師であると同時に強い仲間意識を、あるいは、友人、知人のように患者さんと接し、時に笑い、時に泣き、共に歩めるような信頼感を築くことができたら、もしかしたら夢のような医療がそこに出来るかもしれません。そんな期待が生まれそうなのもこの「笑い」なのだと思います。
当院もいつでも、どこでも、どんなときでも、何かあっても、笑顔を絶やさない!! 
をモットーに仕事に励んでいます。でも私たちも人間です。決してスーパーマンではありません。ですから時には、笑顔を忘れるときがあると思います。そんな時は皆さんの方から笑顔をあげてください。

傷を早くきれいに治すために

傷を早くきれいに治すためにはどうすればいいのでしょうか。今までは傷を乾かせば治ると思われてきましたが、どうもそうではないことが最近分かってきました。傷を治すのは自分自身の力によるもので、傷からしみ出てくる血液成分により治療に必要な材料が運ばれてきます。ですから傷が乾くと治すことができなくなります。乾いていたのに治っていなかったというご経験がみなさんもあると思います。
傷をしたらまず出血を止めること。大抵の出血はじっと押さえていれば止まります。そしてしっかり水で洗うこと。水で洗うのは、傷の中の異物やバイ菌を洗い流すためです。そして乾かないように覆います。覆う材料は、創傷被覆材といって最近医療機関で使用されています。よく使われるガーゼは、どんどんしみ込んで、傷を乾かして、そのうえ傷に硬くくっつきますので、できるだけ使用しない方が良いのですが、止血には必要です。(この治療法は切り傷ではなく、挫創といわれるような傷のことです)

傷の手当て10箇条
1.けがをしたら、まず水で洗え
2.やけどは水で冷やせ
3.あまり薬に頼るな
4.傷の手当ては湿潤に
5.1ヶ月たって治らぬやけどは植皮を検討
6.傷跡の修正は半年待て
7.傷跡は目立たなくはできるが、なくすことはできない
8.床ずれは予防できる
9.下腿の潰瘍は治りが悪い
10.傷を治すのは自分の治癒力
このように傷を上手く治すためには、少々コツが必要なのです。

第39回吉峰病院映画楽会

月日:9月126日
時間:午後1時より
場所:3階食堂にて
題目:アルプスの若大将

1961年、明るく楽しい東宝映画の代名詞的なシリーズ作品のひとつとなる映画が公開されました。それこそが若大将シリーズです。
主演は、もちろん永遠の若大将こと加山雄三です。
もう皆さんはご存知ですよね。
さて、このシリーズ最大の見所といえば......。やはりワンパターン!「こうなるだろうな」っと思ってみているとやっぱりそうなるのです。このマンネリ的な展開は、国民的映画「男はつらいよ」にも通じるものであるようです。以前どこかで山田洋次監督が話されていました。
ストーリーは見れば分かりますので、今回は説明は致しません。
余談ですが、若大将がすき焼き屋「田能久」の息子という役柄ですので、絶対と言っていいほど、どの作品にもすき焼きを食べるシーンが出てきます。私は「若大将シリーズ」見るたびに猛烈に、すき焼きが食べたくなってしまうのです。そう思ったらもう止まりません。条件反射的の如くスーパーに走り、牛肉を買い込み、すき焼きを食べることが、習慣のようになってしまいました。私のすき焼きは関東風なので、少しやり方がこっちとは違いますが。「田能久」の味には程遠いようですが、量だけは負けていないと思っています。最近では若大将を見るときにはあらかじめ肉を用意してから見るようにしています。うーん、アホかと思われますが、止められないのです...。
私にとってはこの映画は青春のバイブルなのです。加山雄三に憧れ、小型船舶免許や5級海技士免許、ダイビングなどの免許を取得、またスキー、スケート、アメラグ、テニス、ギター、果てにはスカイダイビングまでやりました。ここだけの話、若大将は野球が苦手みたいです。でも私は得意なのです。
ここがみそですね~。