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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第183号

正しい姿勢2

前回にも取り上げました正しい姿勢の第2弾です。
前号より一ヶ月が経ちました。
どうですか、できていますか。
皆さんのことですから、もうだいじょうぶですよね。
でも...の方もいらっしゃると思いますので、復習をしてみましょう。
正しい姿勢ってどんな姿勢?
頭が上から糸で吊り下げられているようなイメージで背中を伸ばし、お尻の筋肉を引き締めるとともに、おなかを引っ込めます。そして肩の力を抜き、あごを引きます。膝は伸ばすようにすることです。
正しい姿勢は生活の基本!
うまく筋肉をつかえば基礎代謝をアップできるかも!
猫背のような前かがみ状態が続くと、首から肩にかけての筋肉が緊張し「肩こり」の原因にも。また、同時に腰にも余計な負担がかかり、「腰痛」も引き起こしてしまいます。
正しい姿勢で立つためには、背筋や腹筋、大臀筋、腸腰筋、大腿四頭筋などの体中の筋肉をバランスよく使うことが必要です。
つまり、正しい姿勢で立つだけで、筋肉を知らずに鍛えていることにもなるのです。
これは基礎代謝を上げるためにも有効だと思われます。
ちなみに基礎代謝というのは人間が横になっていて、なにもしなくても呼吸をしたり体温を保ったりするのに必要なエネルギーのことです。
人が一日に消費するエネルギーのうち約7割を占めていますが、16~18歳をピークに年齢とともにだんだん減っていきます。また、姿勢の良し悪しは「便秘」「冷え性」などにも影響を与えると言われています。
実はその習慣、カラダに負担をかけているかも!
では、ここで皆さんの日常生活をチェックしてみましょう。
日常生活チェック表
それでは、意外と自分では気づかない「クセ」をチェックしてみましょう。
ファッションに気を遣い、キレイを目指す女性ならではの注意点もあるのです。
□パソコンを使うとき、どうしても猫背になってしまう。
□椅子や机の高さが合っていない気がする。
□つい腕や足を組んでしまう。
□机の下に物がおいてあってまっすぐ座れない。
□同じ体勢で長時間(少なくとも1時間以上)続けて仕事をしている。
□歯の噛みあわせが合っていない。
□眼鏡やコンタクトの度数が合っていない。
□常に5cm以上のハイヒールを履いている。
□きつい下着や細いベルトで体をしめつけている気がする。

どうしても集中すると同じ体勢でずっと...ということになりがちですが、どんなに良い体勢でも1時間以上はNGと思ったほうが無難です。
また、合っていない眼鏡やコンタクト、歯のかみ合わせなども首や肩の筋肉に負担がかかって、疲れの原因になります。
5cm以上のハイヒールは、たまになら普段使っていない筋肉を使うので、必ずしも悪くはないと思いますが、いつもだと腰や膝に負担がかかってしまいます。
きつい下着や細いベルトは体を締め付け、血行が悪くなるのでオススメできません。ただし、着物の帯のような太いものは、その部分を安定させる作用があるので、逆に体に負担がかかりにくいこともあります。
こういった、普段あまり意識していない習慣やくせが、姿勢に大きな影響を与えていることが多いのです。
「いつもの」時間をどう過ごすか、それが「健康なカラダ」を維持する秘訣かもしれません。
美しい姿勢の持ち主は100m先でも映える!
美しい姿勢の人は近くではもちろん、その美しさを感じる事ができる事は当然ですが、遠くでも、例えば100メートル先でも、映えて見えます。遠くから見ると、姿勢の良い人と悪い人とでは、歴然の差が出てくるのです。姿勢美人は遠くからでもその美しさをアピールする事ができます。遠くからの場合は、どんな高級な洋服を着ているよりも姿勢の美しさの方が人目を引くのです!
歪みのない美しい姿勢をインプット!
すべての基本は立ち方にあります。

基本の立ち方6か条

1:爪先は、正面に向け揃える。
家を連想して下さい。土台がしかりしていなければ、家は傾いてしまいます。足は身体の土台です。足元が揃っていない事は身体の歪みにつながります。

2:ヒップを引き締める。
ヒップを引き締めると共にヒップの前面のソ頚部を伸ばします。

3:腹筋と背筋を使い背筋を真っ直ぐにのばす。
背骨が反らないように腹筋を意識しましょう。反りすぎると腰痛を誘発します。

4:肩甲骨を寄せるようにして胸を開き肩の高さを揃える。
左右の肩の高さが違うと、リンパや血液の流れが悪くなります。

5:首の筋肉を意識し頭を真っ直ぐにする。
仕上げは頭の位置です。首を前に出すと猫背を誘発します。筋肉をしっかり使い上へ引き上げましょう。

6:腹筋の張力を落とさないようにキープする。
腹筋の力を落とさないようにキープしましょう。

腰を反らし過ぎないように、腹筋と横隔膜を緊張させ、みぞおちを背面に押しつけるような気持ちでいましょう。
腰痛の防止、下腹部のたるみの防止などにも有効ですから腹筋を常に意識しましょう。
脊柱が正しいS字ラインになることがポイントです。前から見たとき、脚の内側のライン・おへそ・胸の間・鼻・眉間が1本のライン上になるようにします。そして横から見たときは、くるぶし・膝横・大転子(脚と骨盤のつなぎ目)・肩・耳が1本のライン上になるように。
首とアゴを引き気味にして、視線は正面に。壁に後頭部・肩・ヒップ・ふくらはぎ・かかとをつけて立ち、背中と壁の間に手が入る隙間ができると理想的です。
今まで歪んでいた状態が当たり前だった身体に正しい姿勢を覚えさせる事は確かにキツイ!
でも、あきらめないで下さい。
その行為は、健康を手に入れる第一歩なのですから。

イクリングの効用 1

10月にサンポートにて自転車ワールドフェスタが開催されました。その時に自転車と健康というテーマで講演をさせていただきました。そのときの事を少し。
運動不足は、高血圧や糖尿病、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)などの生活習慣病の誘因となりますが、運動不足解消には、サイクリングが一番効果的です。

サイクリングの効果は?
サイクリングは、ジョギングやウオーキングと同様、代表的な有酸素運動です。実際、体脂肪の減少や持久力の強化に効果が認められており、生活習慣病の予防はもちろん、治療にも有効と考えられています。特に、肥満している人には、ひざに負担を掛けない利点があります。
その運動強度と量は?
運動強度は、心拍数や最大酸素摂取量などを指標にします。わたしたちが感覚的に、軽く、普通、やや強く、強くの4段階を目安に効果を調べたところ、やや強くの感覚で最低20分間ペダルをこぐと有効、という結果がでています。

やや強くの感覚とは?
少し脚が疲れる感じはしても、サイクリングを続けられるペースです。その感覚は個人差があるので、自分のペースで走ればいいのです。

そのペースで週に何回走ればいいのでしょう?
週に1回でも効果はありますが、ほんのわずかです。効果がはっきり出るには、週に3-5回は必要です。もちろん毎日走ると有効ですが、そのために無理をすることになると、かえってストレスとなってしまいます。サイクリングを続けることが大切なので、マイペースを心掛けるといいでしょう。

自転車の種類は?
こだわる必要はありません。可能であれば、ペダルが軽い自転車が望ましいでしょう。

その他、注意点は?
少なくともスニーカーは履いて乗ること、サンダルはやめてください。また、生活習慣病にかかっている人は、医師に相談してから取り組んでください。

自転車に乗りましょう。