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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第182号

正しい姿勢を

皆さんも「姿勢はいいつもり!」と、思っている方がいると思いますが、一度見直してみませんか。
私の場合はどうやら、間違っていたようです。
正しい姿勢と歩き方をやってみました。姿勢の勉強を始めてから、道行く人の歩き方が気になり始めました。娘にアドバイスして、アドバイス前と、アドバイス後を比較してみました。前と後では大違い。最初はおしりを突き出すようにして、膝をまげて歩いていましたが、アドバイス後は、あらびっくり。おしりはきゅっと、上がり、足も長く見えて、スタイル良く見える。そして、スマートな歩きっぷりになっていました。
これはすごい!。私も家族も真っ青。びっくりです。
食べ物には気をつけているし、サプリもとっているし...」「週に3回はジムにもかよっているし...」健康には気をつけているはずなのに、「なんとなく疲れがとれない、腰痛や肩こりが治らない」なんていうことありませんか?
実はそのカラダの疲れの原因は、自分では気にもとめていない普段の生活の「癖」や「習慣」からおきているのかもしれません。
今回は意外と気がつかない「姿勢」ついてです!

正しい姿勢とは

正しい姿勢とは、横から見た時に、耳、肩、腰椎の前、膝、くるぶしが、地面から垂直に、一直線にまっすぐ伸びたような姿勢です。この状態では、背骨のカーブは一番自然な位置に保たれ、骨盤は30度前に傾いた形になっています。
反りすぎも前かがみもどちらも体に負担がかかってしまいます。特に腹筋が弱かったり、太っておなかが出ていたりすると体重が前にかかり前傾姿勢になりがちです。
正しく立っているかどうかは、背中を壁をぴったりくっつけると分かります。

①ウエストの後ろにすき間ができすぎないこと。
②頭は糸で上から吊されているように。
③肩は力をぬく。

ウエスト後ろのすき間は、手の平一枚入るくらいがいいです。何枚も入るようでは、反りすぎです。娘は2、3枚が軽く入る感じでした。おしりと、おなか、膝上に力を入れなくては一枚分にならないのです。背骨が反りすぎているひとは腹筋が弱く、骨に負担をかけて、腰痛になることが多いようです。確かに長時間歩いたり、立ってたりすると、腰が痛かったようです。
娘いわく。今まで、正しい姿勢だと思ってたのに...
正しい姿勢だと、なんだか、スタイル良く見える。うれしい。長時間、立っていても、腰はちっとも痛くならない。しかも、歩くと、ペタペタ!と大きな音が出ていたのに、出なくなった。変な力がかからなくなったのかもしれません。つま先もほとんど痛くなく、爽快なようです。正しい姿勢を続けたら、おしり、おなか、膝上はおそらくひきしまるでしょう。
ラッキー。半年後とか、一年後位には、けっこうな効果が出るかもしれません。
痩せる為の運動より、効くかもしれません。
ちょっとの苦労で、大きな効果!
多分、骨とか内臓にもいいと思います。
「正しい姿勢」、なんて、小学校の時から言われていたのに、ほんとの正しい姿勢を最近まで知らなかったとはおそろしい...これから挽回しなくては。
不良姿勢は身体の全ての器官の働きに悪い影響を与えます。例えば、猫背の人は内臓が圧迫されて消化機能が弱くなります。また、心臓と肺も圧迫されて、どんどん体力低下にもつながっていきます。さらに、肩こり、腰痛、足のむくみや冷え性までも、不良姿勢が原因となっていることが少なくありません。逆に言えば、正しい姿勢を身につけることで慢性的な体調不良の改善が期待できるかもしれません。ただし、正しい姿勢が大切だからといって、いつもそうである必要はありません。
正しい姿勢とは何かを知り、思い出したときにその姿勢をとるよう心掛ければ十分なのです。
行楽の秋、芸術の秋、食欲の秋・・・気候の良い秋は外出する機会が増え、おしゃれを楽しむ季節でもあります。でも背中が丸くなっていると、せっかくのお化粧やお洋服の魅力が半減してしまいます。
体の年齢は姿勢にあらわれます。姿勢が悪く体に歪みがあると、見た目が悪いだけでなく、頭痛、肩こり、腰痛、内臓や自立神経を圧迫するなど様々なトラブルの原因となりかねません。すっと背筋を伸ばした良い姿勢で颯爽と歩いて、色々な秋を満喫してください。

①頭はまっすぐ上方から糸でつられているイメージ。
②顎は軽く引いて、目線はやや上
③首筋、背筋を意識して伸ばす。
④肩を開いて力を抜く。
⑤下腹部やお尻の筋肉を軽く引き上げる。
⑥両膝の内側を軽くつけ、まっすぐ伸ばす。
⑦かかともつけ、つま先は30度前後開く。
⑧飛行機のポーズ(背筋を鍛える)
⑨うつ伏せに寝て、両手両足を肩幅に開く。
息を吸いながらゆっくり両手両足を持ち上げる。20~30秒キープしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る。これを数回繰り返します。
⑩おしり歩き
足を前に投げ出して座り、背筋を伸ばしたまま、腕を振って、お尻で前進、後進する。まずは1分間続ける。
これが正しい姿勢の基本です。何事も基本が大切です。
生活の中でも気をつけることがあります。
①カバンをかける肩がいつも同じ。
→左右の歪みにつながります。時々左右を持ち替える。
②足を組むクセがある。
→組まないほうが良いが、組む場合は定期的に入れ替える。
③パソコンなどが机の片側にある。
→本を読む、文字を書くなども出来るだけ身体の中央で行う。
④左右非対称のスポーツをよくする。
→効き手でないほうの腕も意識して動かす。

これらも大切なことです。
常に良い姿勢を意識して体に覚え込ませます。初めは疲れるかもしれませんが、いつの間にか良い姿勢を保つ筋肉が鍛えられ、いつでも良い姿勢でいられるようになります。そうなるまで頑張って良い姿勢を意識していてください。
生きる姿勢、前向きな姿勢、正しい姿勢・・・など、姿勢には、しゃんと背筋を延ばす姿勢に加え、生き方や考え方、行動の仕方などが含まれています。その人の人生そのものがすなわち姿勢です。
立ったり、座ったり、歩いたり、走ったり、笑ったり、話したり・・・私たちは、何の不思議も感じないで、当然のように毎日行動しています。が、しっかりと認識すべきことは、人間の行動の基本となるのが「きちんと立つ」事なのです。自分自身のどこの筋肉をどう使えば正しく立てるのか把握し、毎日の生活の中で実行していく事が大切です。きちんと立つ」には、かなり筋肉を使わなければなりません。正しい姿勢を日々の中で心掛けるだけでもかなりのエクササイズになりますよ。
皆さんいいですか、今日から姿勢です。
正しい姿勢を身に着けましょう。


第28回吉峰病院映画楽会へのご招待

8月は暑気払いという意味で怖い映画をお送りしました。お楽しみいただけましたか。
映画楽会初めての白黒映画でした。総天然色よりも白黒の映画の方がより怖さを感じますよね。
長崎から博多、福山、万国博で賑わう大阪、東京、東北の寒村を経て北海道の開拓村まで日本列島3,000キロの長旅。わずか数日の間に、想像も及ばぬ困難や悲しい事故に直面し、驚きと言いしれぬ焦燥感にせきたてられる家族。夫の決断、妻の勇気、老父の知恵が、危機をのり越えて、ついに目的地にたどりつ着ます。監督は山田洋次、配役には、倍賞千恵子、井川比佐志、笠智衆、前田吟、渥美清、ハナ肇、森川信らの山田映画に欠かせない実力派俳優が出演しています。
長崎の南端に浮かぶ伊王島。この島で生まれ育ち、炭鉱で細々と暮らす夫婦は、会社が閉山したことから北海道の開拓村に入植することを決意する。老いた父と幼い2人の子供を連れ、住みなれた島への愛惜と、前途への不安をおしての辛い旅立ちだった。
今なら飛行機であっという間に着きますが、新幹線も東海道新幹線しかなかった時代、長崎から北海道までの道のりがなんと長いことか、開拓の決心がどれだけ大きかったのか、ひしひしと伝わってきます。日本を縦断する中での車窓の風景に爽快感を感じながらも、いろいろな事件や人間ドラマ、これを乗り越えていく家族の絆の強さに胸がいっぱいになります。高度成長期の陰で、ひた向きに生きる人間の姿、それはどこにでもありますが、それがこんなにも美しく、そして勇気づけられるものなのかと、教えてくれます。

家族
10月23日(木)
13時より
3階食堂にて