香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第168号

思いを巡らせ

私事で恐縮ですが、医師となって数十年、大学病院をはじめ、いろいろな公的病院、個人病院への勤務を経験させていただきました。
医療は日進月歩といわれていますが、連日こられる患者さんからいつも宿題をいただいているような気がしています。
最近の患者さんは一目でわかる、また教科書にでてるような病気の人は少なくなり、過労や老化などが原因と考えられる病気が多くなっています。
長時間の労働や単調な作業、不自然な体勢などが体に悪影響を及ぼし、次第にそれが障害となり、痛みを感じるようになるのです。このように今までの長い生活の中から発症してきた病気を、そう簡単に治すことはできません。その為、私たちはいろいろな面から検討して、何かよい方法はないものかと医師、看護師、リハビリ士などでカンファレンスを行なっています。
高齢の患者さんの中には、「あの世まで持っていかんといかんな」と、言われる方もいますが、痛みがあると言う事は生きている証拠でもありますし、生きているということが一番大切なことですから、そうですねと言えないのがまたつらいとこなんです。
現在は、いろいろな新しい技術が開発され、物が豊かになり、便利になっていますが、医療の原点である医療者と患者さんとの出会いは、今も昔と変わらないと思うのです。

最初は問診という事からはじまります。それは次の四項目について行ないます。
1.どうなさったのですか
2.いつから、どのようになってきたのですか
3.昔はどうだったですか
4.ご家族などには同じ様な事はありませんか

1を主訴。2を現病歴。3を既往歴。4を家族歴。といわれ、それについてお聞きしています。
ぜひ、ご協力くださるようお願いいたします。
このような問診から診断がついてしまうことも少なくありません。
後は、それを裏付けて治療に役立てるように診察、検査へとすすんでいきます。

外来では、診療、レントゲン、検査結果に異常がなくても、痛みを感じる方がいらっしゃいます。そういう方々に、仕事、生活など様子を聞いてみますと、疲れがたまったせいで痛みを感じる状態になっていることが少なくありません。
疲労と痛みは意外と関係があるのです。ですからできるだけ疲労をためないことが大切なことなのです。
このように疲労をためこんで、痛みにまでなってしまったら意外と回復は大変なのです。ましてや特効薬なんてありません。あるとすれば休むことぐらいです。
病気になったり、怪我をしてしまったなら、病院で治療をうけるのは当然ですが、人間ってその時になってはじめて、健康のすばらしさや自由に動けることのありがたさに気づくのですが、これまた私たちの経験するところなのです。そして、後悔はほとんど役に立たず、ご家族や医療者の協力を得て、闘病生活を勝ちぬいていかねばならないのです。
病気に関する知識や療養の仕方は、医師や看護師に質問するのが一番ですが、今はインターネットや新聞、雑誌などいろいろなところに書かれていますので、その気になれば、いくらでも知識を得ることができますし、回復を目指して工夫することも十分できます。でも、書かれてることなどが理解しにくいようでしたら質問状などメモでもかまいませんので、受付お渡しいだだければわかりやすくお答えしたいと思います。
病気や怪我のない健康で充実した生活を送るためには何が一番大切なのでしょうか、と私は考えました。
一言で言うと簡単なのですがこれが以外とむずかしい事なんです。それは「用心」ということです。昔の家には「火の用心」と書かれた紙がよく貼られていました。最近は「火の用心」と書かれた紙を見かけないような気がしますが、考えてみるとこれが意外と効果があったのではないかと思います。ですから、私はこれからは、「火の用心」も大切ですが、「病の用心」をもっと大切にしたいと思っています。健康を考える時、基本的な考え方は、病気や怪我をしないように「用心」をするということです。

用心:
1.心を用いること。注意。
2.予め警戒すること。万一に備えること。
と広辞苑に書かれています。

近年は物質があふれてしまい、心やおもいやりがなくなってきてしまい、祖先が築きあげてきた健康的な生活への知恵がうやむやになってきているのではないか思います。物はこわれてもお金があればまた新しい物にとりかえられますが、交通事故や災害などで失われた命はもちろん、傷ついてしまった体や失った部分は、元に戻りません。
ことわざには、「注意一秒怪我一生」「用心に怪我無し」と[ことわざ大辞典]にありますが、このことを知る人が多くなればいいですね。何となくこんなことを考えていると夢が膨らんできませんか。
先日、松葉杖をついて映画館に行きましたが、平気で当たってくる子供がたくさんいました。あぶないたら、ない。親も平気な顔。あぶないとも思っていない。これじゃ、これからの医療、介護は真っ暗闇じゃござんせんか。
本物の勇気ある人間となって健康で働きつづけられるようにお互いに努力したいものですね。

看護の現場から

どんなときにやりがいを感じますか。と、当院のナースに聞いてみました。

1.綺麗に髪を結ったり、お化粧や髭剃りで身だしなみを整えるように続けていら表情豊かになり、意欲的になった時。
2.手を貸すことは簡単だけど、根気強く患者さんのペースに合わせて援助を続けていたら、できることが増えていくのを感した時。
3.座る事も出来なかった患者さんが、歩けるようになる姿を見る時。
4.患者さんから励ましの言葉をもらった時
5.患者さんの笑顔が増えたと気づく時。
6.あきらめずに摂食訓練を続けてる時、「おいしい!」と患者さんが笑った時。
7.だんだん元気な頃の患者さんの顔つきに変わってきた時。
8.清拭をしていたら患者さんが気持ちいいて言ってくれた時。
9.みんなで一生懸命立てた計画を、気持ちを一つにして実行できている時。
10.退院した患者さんが、外来に来た時元気な笑顔で声をかけてくれた時。
11.意識障害の人に働きかけていたら、ふと、小さな反応に気付いた時。

などいろいろとありますが、看護では、「看護の成果が患者さんの変化として目にみえてくること」が、一番の喜びかもしれません。

病気の治療というより、生活の活性化という目的が主である事も明るい雰囲気を生んでいるのかもしれません。
看護職員の中には家庭を持ち、子育てをしている方もいます。家庭人としての経験も、看護の中では、より深く患者さんの退院後の生活を想像し、ご家族の不安を理解できるという意味ではすごい強みといえます。
看護はすばらしい、だから私はこの仕事を永遠に続けます。
と当院の看護師さんから言葉です。
うれしいですね。
ですから皆さんもかんばって、新しい人生を作っていきましょう。
その為に私たちは皆さんを応援します。

第11回夢工房のご案内

残念なことに今年の梅雨はから梅雨...。本当にこのままだと 米・野菜の不作が懸念されますよね。
そうならないためにも『噂をすれば影』の言葉を信じて・・・
野菜に囲まれてひと時を過ごしませんか??
これだけ野菜の話をしていたら恵みの雨とそれによる豊作も期待できるはずです!!
大勢のご参加をお待ちしております。

平成19年7月19日(木)3F患者食堂にて
①13:00~
やさいのお話です。
②13:10~
折紙で、野菜の額飾り作ります。