香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

English

コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第145号

骨粗鬆症の食事療法

骨粗鬆症は女性に多い病気。骨粗鬆症は骨がもろくなる病気です。そして男性よりも女性に多いのが特徴です。骨粗鬆症は骨量が減少し、骨が変化してもろくなり、骨折しやすくなった状態になります。高齢者の骨折は、寝たきりの原因になることもあるのでご注意をしましょう!脊椎がつぶれたり、変形したりすると背中の痛みや腰痛も現れます。60歳代の女性の半数、70歳代の女性の約6割が骨粗鬆症で骨折しやすい状態にあるといわれます。女性は、もともと男性より骨量が少ないのに加え、閉経後、急に骨量が減ります。平均寿命も男性より長いため、成人病検診では、"骨量"にも注意したいですね。

骨量測定は定期的に測定しましょう。

ほかの成人病と同じように、骨粗鬆症も若いうちから予防することが大切です。骨量は、骨格の成長とともに20歳ごろまで増加し、成人期にピークを迎え、中高年期にはしだいに減少します。40歳を過ぎたら、定期的に骨量の測定を受けたいものですね。

骨粗鬆症を予防するには

過度の運動、過度のダイエット、女性では生理不順を招くような過労は、骨量を減らすので注意が必要です。。女性は閉経期以降、骨量が減少しますが、日常生活の過ごし方で減り方が大きく違います。適度な運動、十分なカルシウム、家に閉じこもらない生活を!喫煙やお酒の飲みすぎは骨量を減らすので、気をつけて。

骨を丈夫に、骨太りに。

骨を丈夫にするには、何といっても骨の材料になるカルシウムをたっぷりとることが必要!
同時に、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをとったり、カルシウムの利用を妨げる塩分・アルコール・タバコを控えるなどの注意が大切です。

1.カルシウムを十分に
骨の材料になるカルシウムを十分にとることが大切です。
2.ビタミンDを取る
カルシウムの吸収を助けるビタミンDをとることも必要。
3.タンパク質は適量に
タンパク質のとりすぎは、カルシウムの利用を悪くするのでご注意を。
4.塩分の取り過ぎに注意を 
塩分をとりすぎると、カルシウムの利用が悪くなります。
5.リン、マグネシウムも必要
リンは穀類や肉類に、マグネシウムは幅広い食品に含まれ、両方とも骨の材料になります。ただし、リンのとりすぎはカルシウムの吸収を妨げるので気をつけてください。
6.アルコールはほどほどに
アルコールの飲みすぎは、カルシウムの吸収を妨げます。
7.喫煙に注意を
喫煙はカルシウムの吸収を悪くするため、できれば禁煙をしましょう!

カルシウムたっぷりメニューを

カルシウムは乳製品や魚介類、大豆食品、青菜、海藻に多く含まれます。上手な献立で、カルシウムをたっぷりと食卓に!食品のなかで、もっともカルシウムの吸収率がよいのは乳製品。そのほかにも、ビタミンDをとりいれたり、強化食品を利用し、カルシウムを上手にとることが必要です。

おすすめは乳製品のカルシウム

乳製品のカルシウムは、ほかの食品より吸収率がずばぬけて高いのが特徴。牛乳やヨーグルトなら、1日200~300ccはとりたいもの。脂肪分が気になる人は、低脂肪のものを利用します。牛乳が苦手な人は料理に利用したり、チーズを食べてもOKです。

薄味料理は、骨の味方

味付けが濃いと、塩分のとりすぎになりがち。せっかくカルシウムをとっても、尿といっしょに出ていってしまう分が増えてしまいます。

ビタミンDでバックアップ!

カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、ふつうに戸外に出る生活をしていれば、日に当たることによって皮膚で作られます。
食品では魚や肉の肝臓、バター、卵黄に多く含まれます。

小魚は塩分に注意!

骨ごと食べられてカルシウムが多い小魚も、骨を強くしてくれる食品。ただし、塩分の多い干物は、食べすぎにご注意を!

こんな食べ物に注意

タンパク質やリン、アルコールのとりすぎはカルシウムの吸収を妨げてしまうのをご存知ですか?体に入ったカルシウムを無駄にしないためにも、適度な摂取が大切です。
●タンパク質は多からず、少なからず
タンパク質のとりすぎは、カルシウムの利用を悪くします。ただし、食欲が落ちている高齢者では、タンパク質が不足しやすいので気をつけて!1日3回食事をとり、毎食、魚・肉・卵・大豆製品を使ったおかずを1品、とるようにします。
●加工食品のリンに注意!
リンのとりすぎは、カルシウムの吸収を悪くするので気をつけたいもの。炭酸飲料や練り製品、インスタント食品、スナック菓子にはリンが多いので、ほどほどにします。
●アルコールとは、かしこくお付き合い
アルコールの飲み過ぎはカルシウムの吸収を悪くし、ビタミンDの働きも抑えてしまいます。ビールなら中びん1本。日本酒なら1合弱。ワインなら小さいグラスに2杯程度にしたいもの。

運動、日光浴も大切

歩行・ジョギング・エアロビクスなど、適度な運動は骨の新陳代謝を活発にし、カルシウムが骨に定着するのを助けます。週に3回以上、30分~1時間ぐらい行いたいもの。ひざへの負担の少ない運動として、温水プール浴(温水プールで体を動かす)もおすすめです。
運動していない人の骨密度が1年後に減っているのに対して、温水プール浴を新しく始めた人は、骨密度が減らないばかりか、増えています。平均3年間の温水プール浴を行っている人は、初回調査の骨密度が高く、1年後にはさらに増えています。
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、日光浴で作られます。皮下脂肪にはビタミンDになる前の物質があり、日光の紫外線を浴びることによりビタミンDに変化。ただし、日焼けするほど日光浴をする必要はありません。木漏れ日程度の日差しの下、散歩をしてみませんか?

第13回吉峰病院映画楽会
題名 「ムッちゃんの詩」
日時:9月8日(木)
午後1時より上映
場所:3階食堂
今年で戦後60年を迎えました。今も戦争、なかでも靖国の問題が取りざたされています。戦争の被害者は戦争にかり出された人達だけではなく、この映画で描かれているムッちゃんのような人達も被害者なのではないでしょうか。この映画は戦後40年1985年に製作されました。私はその時、東京の池袋の文芸座でなにげなく観てしまいました。食べ物がなくなってゴザを食べるシーンがいまでも忘れられません。もう二度と観ることはできないお宝映画と思っていました。
1945年(昭和20年)5月29日、横浜大空襲、7月16日、大分大空襲、小学6年生の山下睦子は戦争で父親を亡くし、その翌年、横浜大空襲で母と弟までも失います。路頭に迷った睦子は唯一の従姉・香代の元で暮らし始めますが、ある日、突然、肺結核に冒されます。隔離された防空壕の中で仲良しの友達・町子と出会いますが・・・。冷たい防空壕の中、わずか12歳で命を落とした睦子の悲劇を描く戦争ドラマです。
涙無しでは見られません。ぜひ、ハンカチのご用意を、お忘れなく。