香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第14号

脳と手(脳の働きを高める手)

「祖先がやってきた手の労働を機械に代行させているのが現代の姿である。現代人は手が不器用になり、手の力が弱くなっているのは手が作り出した機械のせいである」と久保田 競氏は彼の著書の中で述べています。
「手は外部の脳である」といわれているように、手は脳の発達と大きな関係があります。手が働くためには、その動作に応じた脳の働きがあるわけです。人間の手にみられる微妙で精密な動きが完成されるまでには、約7000万年かかっています。
手と脳の働きがうまくかみ合った結果、人間の手と脳ができたのです。 ペンフィールド博士等が脳の手術をする機会を利用して、脳を司る運動野地図を作りましたが、胸、腹、足に比べて、手や口の領域が広いことがわかっています。
特に指や手の中枢は運動、感覚ともに全体の3/1をしめています。
手を使うことが脳を発達させてきたのです。
リハビリテーションにおいて、手を大いに使うことが脳細胞の賦活剤になることもうなずけます。脳卒中などの患者さんがクルミなどをもって指の運動をすることも理にかなったことです。
さあ!!ぼけないためにもリハビリテーションのためにも手を使いましょう。
手が充分に働くためには、正しい姿勢で歩いたり、走ったりすることも必要です。
科学、技術が進歩し、人間の手にかわる機械、ロボットが次々と生み出されました。その結果、手はだんだん使われなくなり、オートメーション工場でも、家庭電器製品でも、パチンコ屋でも・・・
今後、ますます手を使わなくなるとすれば、どんどん神経、脳が働かなくなり、進化は止まってしまうかもしれません。
文部省の調査では、小学生の三人に一人はナイフでリンゴの皮をむける子がいる。
小刀で鉛筆がけずれる子は60%と発表し、予想したほど生活技術は低くないと評価したようです。はたしてそうでしょうか??
現在の点数優先主義の教育の中で、手を使わない為に不器用になり、新しいものや考えを創造できなくなってきている感じがします。
このまま続けば大変な事です。
手を使うことを見直す時がきているようです。

便秘

ほとんどの人は一日一回排便しますが、中には一日に2~3回の人、数日間に一回の人もいます。腸の中の便は、体にとっては有害になる事はありませんが、便秘になるとお腹がはったり、なんとなく気力がなくなったり、時には腰痛の原因になったりします。
便秘とは便中の水分量が異常に少なくなった場合のことで、排便の回数とはあまり関係はありません。しかし一般には便通は一日~二日に一回、規則正しくするのが普通です。便秘が自覚的に苦痛を伴う時を便秘症といいます。便秘の原因をみてみますと、病的なものはほとんどなく、生活習慣をかえることによって良くなるものが大部分です。
食事量が少ないもの
食物繊維の摂取が少ないもの
運動不足によるもの
排便欲求の無視
これらは自らが招いた便秘といえます。朝遅く起きて、いそいで学校、職場に出掛けたり、便所の設備が悪かったりして排便の欲求を無視すると、腸管の機能に異常をきたし、便が固くなってきます。繊維性の食物を多くとったり、運動をしたりしていると、大部分の便秘は改善されます。
繊維性の食物の中でも玄米、麦飯、いも類、豆類、海草etcが良いでしょう。 牛乳やつめたい水は腸の反射を強め、排便をうながします。起きぬけの牛乳は下剤を服用するより効果があるかもしれません。 食事、排便習慣をかえてみても便秘が良くならない場合はご相談下さい。
他の病気の初期症状として出現することがありますので。
下剤を選ぶ時は生理的下剤である便軟化剤をまず使用してみる事です。
腸管を刺激する下剤は習慣性になりやすくなりますので、常用は避ける事が大切です。快便を心掛け、健康を守りましょう。

ボケのリハビリテーション

現代社会問題化していることの一つに「老人のボケ」があります。
ボケ老人を抱えた家族の苦労は大変なものだと思います。しかも、どうしたらいいのかわからずに、ただイライラしているのが現状です。
医者の中にも「老人のボケ」はなおらないと主張する人がいますが、リハビリ等にいろいろ変化を持たせれば、希望はあると思います。
自分のいる所がわからなくなったり、子供の顔を忘れてしまったり、昼夜の区別がつかなくなったり、幻覚症状がでたりと症状はさまざまです。
そして、その対応も症状により違います。
でも一人では出来ない事も、大勢で手をつないで、いろいろな事をしてみると出来る事もあります。
自分の体で確かめた手応えは自信を生み出すのです。
ボケのリハビリは下記の事を少しずつ、根気よく続けましょう。
・毎朝、今日一日をどう過ごすか計画させます。
毎晩、今日一日を振り返るようにしましょう。
・話しかけること。なるべく機会を作って会話をする事。
・ボケてるからわからない等と言って、相手を傷つけない事。
・毎日、よく歩く事。欠かさず根気よく続ける事。
目標を持って、積極的に生きる事が呆けを予防します。
家族関係、特に夫婦間が円満である事が、明るい精神生活の基本です。そして、これが最も大切な事です。
頭と体をつかって呆けを予防しましょう。

家族団欒してますか??

横になってテレビを見る事が、何よりも一日の休息になるような気がする昨今です。近頃はCD、ファミコンなど個人で楽しむ物が増え、テレビも自分の部屋に置き、家庭の団欒が次第に少なくなっているように思います。
それぞれが互いに無関心になり、楽しいはずの夕食も子供達はテレビ見たさにそそくさとすませてしまう。また、個室にこもりがちになり、家族の会話が少なくなっている例が多いようです。言うなれば「親子の断絶」ということでしょう。高齢化社会の到来といわれ、これからもお年寄りのいる家庭が増え、子供とお年寄りの断絶、お年寄りだけが仲間外れにされるような深刻な問題が増えてくるのではないでしょうか。過保護に育っている子供達に、テレビのチャンネル、食事、遊びなどの主導権があり、お年寄りは無視されてしまう。お年寄りとは食事を一緒にしない。お年寄りに話しかけないなどいろいろな話を耳にします。 年を取ると頑固になると同時に幼児に戻って行く面があります。ほんのちょっとした事で関係が良くなったり、悪くなったりします。
ご家族の方にも事情があったり、言い分もあることでしょう。
お年寄りが安楽に暮らせる家庭というのは、家族の誰にとっても快適な暮らしに違いありません。家族の一員として、互いの役割を考えなおし、尊重しあい、断絶など我が家は縁がないと言えるような家庭を作り上げたいものです。
仲良し家族といわれるようになればすばらしいですね。

お知らせ・お願い
夏の暑さも少し和らぎ、吹く風や日差しの中にも、秋の訪れを感じるようになりました。秋といえば運動の秋、読書の秋、食欲の秋と言われるように、意欲的に活動しやすい季節です。
ところで当院では第一木曜日の午後1:30頃よりフーセンバレーボール、ふれあいボーリング、輪投げ大会などの簡単なリハビリテーションを行っています。
リハビリテーションを辞書で調べますと、「身体障害、あるいは慢性疾患を有しているものを身体的のみならず、精神的、社会的、職業的、経済的に可能な限りの回復をはかる過程」と書かれています。 いかにも難しく親しみにくい表現ですが、当院で行っているリハビリは、そのような定義にとらわれないで気軽に参加できる集まりです。
「無理をしないで、楽しく体を動かそう」をモットーに医者、看護婦も参加しています。
自分と同じ苦しみを持つ人達と汗を流し、ふれあいを抱くことが体と心のリハビリになると思います。ふるってご参加下さい。
また毎日4:00頃からは看護婦も参加して、3Fの娯楽室にて折り紙とか古ぎれなど使った製作も行っています。
余った古ぎれがございましたら、寄付をお願いいたします。受付にお預け下さい。

講演会のお知らせ
当院では院内で数回にわたり講演会、講習会を行ってきました。患者さんから病状についての質問も多く予定された時間をオーバーすることもたびたびでした。
個人個人が抱えている病気、ケガもさまざまです。でも同じ病状の患者さん同志でお互いに励ましあいながら参加してくださいました。その時、患者さんたちの笑顔が印象的で、地域医療の大切さを実感しました。
このたび、当院では"よりよい地域医療をめざす会"を発足し、第一回の講演会を行うことになりました。
日 時:11月5日(土)
時 間:午後2時~5時
場 所:高松テルサ
後援者:掛布 雅之氏 元プロ野球選手・現野球解説者      
高村 俊彦氏 パラリンピック銅メダリスト
楽しい、明るい会になると思いますので、皆さんも是非参加して下さい。