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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第13号

出かけたいが出かけられない!!

春の行楽シーズンになって、ご家族で旅行に出かけたいと思っていても、私は車に酔うから行けないと思っている人が意外といます。
そこで車酔いの対策を考えてみました。
運転している人は酔わないが、乗っていると酔います。車酔いをする人でも自分で運転している時は、酔わないという経験をした方もいると思います。
今、車が右にカーブしました。そうなった時の車を考えてみましょう。(バスに乗っているとしましょう)立っている人は遠心力によって、頭と体は左に傾いています。これは車の動きに対して受身的な姿勢です。また座席に腰掛けている人は背もたれがあるので、遠心力に抵抗して正常な姿勢を保っています。運転している人は立っている人とは逆に右に傾いています。この運転手の姿勢は乗客と同じように体は車に反応していますが、遠心力に抵抗して能動的な姿勢になっています。この三人の中で同じ車に乗っていたら、誰が最も酔いやすいかというと、立っている人が一番酔いやすく、酔いにくいのが座っている人で、酔わないのが運転している人です。
何故、このような違いが起こるのでしょうか?
これは運動と平衡機能の反射生理が関係しています。とてもむずかしい事ですので、今回は省略します。
酔いやすい人は運転手の姿勢をよくみて、運転手の体が右に傾いたら、自分も右に体を傾け、左に傾いたら左に体を傾けて下さい。きっと酔わないで楽しい旅行ができると思います。お年寄りには運転している人が、「右に体を傾けてと」か、「左に傾けて」と声をかけてあげて下さい。
それでも心配な人は車酔いの予防薬があります。乗車前の一錠で効果がありますのでご相談下さい。

高尿酸血症、痛風の食事療法

痛風は最近、日本で増加がみられる病気の一つです。
欧米での歴史は古く、紀元前5世紀には、すでにしられていました。19世紀になり、高尿酸血症が原因している事がわかってきました。
でも日本での歴史は逆に浅く、30年位前から少しずつ報告されるようになりました。厚生省の発表によると、男では0.43%(25万人)、女性では0.08%(4万人)といわれています。男女合わせて30万人位と言われていますが、実際はもっと多く、50万人位の患者さんがいると推測されています。
高尿酸血症、痛風については、前々回のコスモス新聞に掲載してありますが、今回は食事療法についてお話ししましょう。
血液中の尿酸が高いと組織の尿酸値も高くなる事が問題です。
体の中で出来てくるプリン体は人間の細胞をつくるのに、どうしても必要ですので、これを減らすことは出来ません。食事からのプリンの摂取量を減らす事が一番、よい方法です。又、アルコールの摂取を控える事も大切です。アルコールを摂取すると代謝産物として、乳酸が出来、この乳酸が腎臓から排泄されるべき尿酸を減らし、体内に蓄積されます。又、体内のエネルギー源であるATPという物質をプリン体に変えてしまいます。

プリンの生合成→プリン→組織中核酸

食事からのプリン→プリン体

尿酸
腎排泄
腸管排泄

食事療法の原則
1.プリン体を多量に含む、モツ類、肉エキスなどをとらない。
2.脂肪摂取を少なめに。
3.糖質、タンパク質は多すぎないように。
4.アルカリ性食品をとるように。
5.腎臓や心臓が悪くなければ、水分を十分にとりましょう。(尿量2リットル位)
6.酒類は、一日ビール一本位までに
7.なるべく標準体重に近づくように。でも急激に痩せる事は避ける。
以上のことが痛風を防ぐ、食事療法です。

家庭の常備薬について

医者の診察を受け、心配ないといわれた場合などは、家庭の常備薬が役に立ちます。
・総合感冒薬 メーカーによって違います。
・鎮痛剤 ・胃腸薬
・下痢止め ・抗ヒスタミン剤
・レスタミン軟膏 ・消毒用アルコール
・脱脂綿 ・滅菌ガーゼ ・絆創膏
・ピンセット ・綿棒 ・体温計
・氷嚢 ・湯たんぽ ・湿布剤
を用意していると便利です。出来るだけ少なく買って、いつも新しい薬を備えて下さい。子供の手の届かない所に保管して下さい。薬には使用上の注意書きが必ずついていますので、捨てないで服用する時にもう一度読んで下さい。
家庭薬はあくまでも応急にして、一時的に用いることに止めて下さい。 連用しないことが大切です。 薬についての質問がありましたら、御遠慮なく聞いて下さい。

皆さんは「水戸黄門」「あばれんぼう将軍」など時代劇をみますか。

私も時々見ています。見ているうちに思うのは、弱い男ほど肩を揺すって歩いているものです。その時の歩き方をみると上体が揺れて、背筋が曲がって歩いています。悪者、カゴかき、下手な剣士ほど揺れているように見えます。
ところで剣術の古書に「心の臓をもんで、つかれさせる事がない」それこそが剣術の第一歩と記されています。
わかりやすく言うと、
1.心臓の負担をおさえるため、上半身はリラックス。
2.背骨をまっすぐピンとする。
3.口で呼吸をしないで、鼻で呼吸をする。
剣術の達人は口で息をすると、敵に呼吸を読まれると思い、鼻で呼吸をしていたようです。
私たちでは鼻毛が少しでも、大気の汚れを防いでくれるかもしれません。
1.-3.を実行して私たちも、人生の達人になりましょう。

子供達からのSOS!!

老齢化社会に向かってとか、その後の対策とか、いろいろ取り沙汰されていますが、では子供達はどうなっているのでしょうか。
耳をすませて、近所の路地裏や空き地や公園の声を聞いて下さい。
確かに子供達の声が聞こえます。でも幼稚園や低学年どまり。
彼らを率いて近所の探索や冒険を教えてくれるお兄さん達はどこ?
泣き虫の女の子をかばってくれるお姉さんはどこへ?
覚えていませんか。あなたたちの若い頃、野や山を駆け巡り、食事時間に遅れて怒られそうでも、それでも楽しくて帰れなかった子供時代。 ガキ大将は強くて頼もしく、弱い物いじめは大嫌い。小さな子供は彼の言いなりです。良い事も悪い事も習うけれど、カラっとしていたあの懐かしい子供達。殴り合って、ケンカした後はすぐ仲直り。体全体に、快い疲労感を感じてはいても、正義を貫いた清々しい思いでいっぱいです。
今は塾通いです。夜コンビニの前でパンをかじっている子供。背中には重そうなカバンを背負い、神経質そうで妙によそよそしく感じられます。
家では勉強さえしてくれれば、親は何もいいません。彼らは机に向かい、もくもくと鉛筆を動かしているのでしょうか。
陰湿なイジメがはびこり、人とどう接していいのか、わからなくなってしまっている子供。
登校拒否、不安症候群、不信感、無力感と様々な訴えが児童相談所にきます。お父さん、お母さん、お祖父さん、お祖母さん、どうか語って上げて下さい。子供の頃の楽しかった事を。 抱き締めてあげて下さい。子供が学校から帰ってきたら。 そして子供に聞いて下さい。今日楽しかった事、悲しかった事を。
大きな愛情に包まれているという実感を与えて下さい。
たったそれだけで、こういう子供達が、ずいぶん減る事を忘れないで下さい。

お知らせ
当院では、7月23日に骨粗鬆症・骨塩定量測定について講演会を行いました。
まだまだ未熟な私たちで行いましたので、何かとご不明な点があった事と思います。わからない事やご質問、ご意見等をいつでも受付けていますので、医師、看護婦、物療訓練士などに気軽に声をかけて下さい。お待ちしています。