香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第124号

身体障害者補助犬を知ってますか?

盲導犬、介助犬、聴導犬を身体障害者補助犬と規定し、国、地方自治体が管理する公共施設、公共交通機関、不特定多数が利用する民間施設では「同伴を拒んではならない」と義務付けました。これまでは法規定がなくペットと区別がつかなかった盲導犬、介助犬、聴導犬に公的認定制度を設けました。公共施設と公共交通機関は昨年10月1日から施行、また、平成15年10月からは、デパート、スーパー、ホテル、飲食店など不特定多数の方が利用する施設でも同じように適用されます。このことにより障害のある方の自立や社会参加の機会が増えることが期待されます。そして、法律に加えて必要なものは、心のバリアフリー。
あなたが関心を持つことが障害のある方の社会参加につながります。視覚障害者の歩行を助け、交差点や段差で立ち止まったり、障害物を避けたりしながら安全に誘導するために訓練を受けた犬。肢体障害者の代わりにドアを開けたり、物を運んだりなど、日常生活を助けるよう訓練を受けた犬。聴覚障害者の代わりにノックやブザーの音を聞き、来訪者を知らせたりファックスの受信を知らせたり、火災報知気の音を知らせるなどの訓練を受けた犬。盲導犬、介助犬、聴導犬など人のために働く犬とどうつきあっていくかは、飼い主だけでなく、社会の理解と支援が必要です。そのためには「身体障害者補助犬」のことを知っていただくことが大切だと思います。

盲導犬の歴史

盲導犬は、第1次世界大戦の頃にドイツで誕生しました。のちに、スイス、イタリア、フランスなどヨーロッパ各地に広まり、1929年には、アメリカにも本格的な盲導犬訓練学校が開設されました。
日本で初めて盲導犬訓練が始まったのは、1967年です。日本盲導犬協会が、厚生省より、財団法人の許可を受けて、盲導犬訓練所を設立しました。その後各地に地方自治体の許可を受けた盲導犬訓練施設が発足し、現在では、全国で927頭(平成15年3月31日現在)の盲導犬が働いています。現在、日本全国で1年間に育成・供給できる盲導犬の頭数は、合わせて、約130頭前後というのが現状です。
盲導犬は、ペットではありません。残念なことに、今でも時々、盲導犬ユーザーが施設への入店や利用を断られることがあります。その理由の多くは、「ペットお断り」「他の客に迷惑」ということのようです。しかし、盲導犬はペットではありません。視覚障害者の体の一部と言ってもいいでしょう。盲導犬は、排便で施設を汚したり、人にかみついて危害を加えることはありません。盲導犬ユーザーも、毛の抜け落ちを防ぐために服を着せたり、盲導犬用として、床に敷くマットを用意するなど、マナーに気を付けています。
生まれた仔犬は、生後2ヶ月になるまで、親犬の母乳と愛情に包まれ、兄弟で遊び、時にはけんかをしながら、ブリーディングウォーカーのお宅で過ごします。生後2ヶ月になると、仔犬は、パピーウォーカーというボランティアをしてくださる一般のご家庭に行きます。約1年間、家族の一員として、愛情をたっぷり注いでもらいながら、パピーウォーカーのお宅で過ごします。愛情に包まれて育つことによって、人間と一緒にいることが大好きな、人間を深く信用することができる犬に成長していきます。訓練センターへ1歳前後になるとパピーウォーカー宅から、訓練センターに戻ってきます。盲導犬に向く性格かどうかの適性が判断され、訓練が始まります。訓練は、「できたらほめる」を大切に、犬が大好きな遊びも取り入れながら進みます。厳しい訓練というよりも、毎日コツコツと楽しい作業を通して、盲導犬として大切なことを覚えていきます。盲導犬は、その誕生から、訓練、老後の生活まで、たくさんの愛情に包まれています。
約10歳までの8年間、盲導犬として活躍します。引退後はリタイヤウォーカーの家庭でのんびり過ごします。盲導犬がいても、盲導犬ユーザーは、判断に迷ったり、困ったりすることがあります。街で、視覚に障害のある方と盲導犬に出会ったら、温かい気持ちで「何かお手伝いすることはありますか。」と気軽に声をかけてあげてください。優しい社会を創るのも私達なのです。

思い出の映画:三匹荒野を行く

ディズニーの実写映画というと今では大人向けに作った作品が多く観られますが,昔は独特のタッチのファミリー映画が中心でした。「海底2万マイル」「ラブバッグ」「フラバー」とかは実に健全で,かつ楽しい映画でした。昔々,まだテレビの「ディズニーランド」が放映されていた頃,金曜日の八時からだったと思いますが、この映画の予告が毎回のように番組の終わりに流れていたような気がします。
どの作品も他の一般の映画と比べると明らかにディズニーのはっきりしたカラーがあって,ディズニーランドの内と外という境界線が明確に分かるような作風でした。最も一般映画と近しいと思われる「メリーポピンズ」でさえあのとおり,その色合いははっきりしていました。つまりこの感じこそがディズニーの典型的な劇映画の雰囲気だと言っていいんでしょう。
前々から何かあると観てしまう映画「三匹荒野を行く」なんかそのディズニーの香りがする典型だと思います。物語はシンプルです。知人の家に預けられていた2匹の犬と1匹の猫が,ふとしたことで飼い主の家へと数百キロの道のりを旅することになる......もう題名どおりの映画である。したがって主役は3匹の犬と猫。この3匹の演技ぶりとそれを見事に切り取った撮影はまさに天下一品。人間の芝居もありますが,それはあくまで背景みたいなものです。監督の名前にさえ全然気が付かないような映画ですが,この作品はきっとそれでいいと思います。とにかく動物たちの芝居が「さすがディズニー!」という必見の映画です。
思えば動物映画というのも古今東西いろいろ作られてきましたが,この映画を見るとディズニーの伝統に敬意を表する気持ちになります。それに何を今さらという感じですが,やはり動物映画は本物の動物が演技してこそ光るものです。正直に言いますと,メカトロニクスやCGではいかに本物らしくてもうれしくありません。有り難みがないと言っては身も蓋もありませんが,ここは私としては譲れない一線です。まあ,さすがにジョーズにはそこまで要求できませんけど。
今は動物映画を作るのも大変な時代になっており、だからこそこの「三匹荒野を行く」のようなおおらかな時代の映像を見ると気持ちがよくなります。ああ,昔はこんな映画ができたんだなあって感じです。
例えば主役の3匹のうちのシャム猫テーオなんかかなり危ない目に遭っています。山猫に襲われて追いかけられるシーンは全速力で逃げ回っているのがよく分かりますし,追いつかれたら危ないんじゃないかと思いますし,また川に落ちて急流に流されるシーンもあります。あれはどうやって撮影したんだろうか?ぬいぐるみで代用?それとも動物にも危ない役専門のスタント犬とかスタント猫とかいるのだろうか?と。なんといっても3匹が旅するシーンがとてもよく、後にリメイク「奇跡の旅」されたのも納得できます。もしかすると将来またリメイクされるかもしれませんね。犬、猫達の愛情に涙が止まりません。ぜひ、観る時はハンカチのご用意を、お忘れなく。

第三回吉峰病院映画楽会 忠 臣 蔵

12月11日(木)午前11時30分より3階患者食堂にて上映。なお、軽食、飲み物付きですので予約になります。ぜひ、受付で予約して下さい。
頃は元禄15年 師走半ばの14日、集まる同志四十七名、場所は本所松坂町、響くは山鹿流陣太鼓一ご存知、忠臣蔵。思いは一つ、殿の恨みを晴らさんがため、いざ吉良邸へ。300余年の時を越え,現代でさえも共感する物語です。オールスターキャスト総出演の贅沢さを思う存分堪能できる作品です。つまらぬセリフを並べるよりも、役者の立ち振る舞いの美しさで、すべてを語ることができた時代。今ではとても、作ることができない映画のひとつでごす。
今後もこの話は人々の心に残り,忘れ去られる事はないでしょう。日本人の心,武士道が消えてしまわないように。
おのおのがた、待たれい!」
また、観に来まいよ!!