香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

English

コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第102号

恐るべしスポーツ障害

最近は若者のスポーツが盛んになっています。
少年野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど多彩なスポーツが行われています。
そのスポーツで時として障害が起こる事があります。これは発育期における障害ですから将来への影響を考えなければなりません。
スポーツには良い面がたくさんあります。
でもスポーツをする事によっておこる医学的にみて悪い面もいろいろあります。

整形外科的に問題になる悪い面やスポーツすることによっておこる貧血、オーバートレーニングの問題、熱中症など内科的な問題で検査が必要な事もあります。
健康な人がスポーツすることによっておこるアクシデントもあります。
整形外科的では一回の外力によって起こる時(例えば骨折、脱臼、捻挫など)と、スポーツの積み重ねによって起こる障害とに分けることができます。
どの部分が一番多いかというとスポーツの種類によっても違いますが膝の障害が多いようです。
腰の障害が25%、次いで腰(腰椎ヘルニア、分離症など)が20%、足関節、肘関節、肩関節の順になっています。
どのスポーツによるものが多いかといいますと、男子では野球、サッカー。
女子ではバスケットボール、バレーボール、体操。
男女共通としてはスキー。
このように母集団の大きいもの程割合が多くなります。
種目によっても特徴がみられます。
野球では肘、肩。サッカーでは膝、足関節。バレーボール、バスケットボールでは足関節、手指。
そしてほとんどの種目にみられるのがアキレス腱の障害です。
子供のスポーツ障害で非常に重要なことがあります。
それは発育期であるということです。
少年の運動器の例えば骨、関節、筋肉が発育期では成人の場合と違い、骨にはまだ骨端線と言われるところがあり、関節軟骨も成人より厚く、筋肉の発達が不十分なのが特徴です。
発育期には骨の長軸の発育(長くなる)が旺盛であるのに対して、筋肉、腱の発育は骨ほど盛んになっていません。したがって筋肉、腱が相対的に短縮した状態になっています。
肘の状態でいうと大腿四頭筋、膝蓋靭帯がランニング、ジャンプ、着地という動作の時に筋、腱の長さが十分でないためストレスをうまく吸収することができなくなるのです。
ジャンパー膝、オスグット病といわれる障害が起こってきます。
成人よりも発育期の方が条件が悪いわけです。
骨に比べ腱、筋が縮んだ状態にありますから常に過緊張状態にあり、そこへスポーツという負荷をさらに加えると痛みなどがおこるわけです。
これは発育期のスポーツ障害の特徴です。
その他、骨もまだ未熟な為、疲労骨折をおこすことがあります。
また関節軟骨も厚く弱いため離断性骨軟骨炎(野球肘など)をおこすことがあります。一番強調したいのは急速に身長が伸びるために起こってくる障害です。
以前の骨折と現在の骨折とでは少しの違いがみられます。
現在の食事内容も関係しているようです。
最近とみに感じているのですが急速に身長が伸びるために感覚的に自分自身の体をコントロール出来ない、その為バランス感覚が不十分になっているという事です。
骨折を起こした子供の特徴を調べてみますとバランス感覚が劣っているという指導の先生がおられます。
もうひとつは戦後の子供の体格が良くなり体力も向上しているといわれていますが、柔軟性に欠けるという事が指摘されています。
身長が急に伸びると筋肉や腱がそれに追いつかなくなり、体が常につっぱった状態となり柔軟性に欠けることになるからです。
それが運動による骨折に結び付くと思います。
また緊張状態があるため筋肉や腱の付け根にある骨突起から剥離骨折がおこりやすくなります。
要するに戦後の子供に骨折が増えているのは急速に体が伸びたのに対して自分自身をコントロールする感覚に追いつかない、それが原因だと考えられます。
近ごろの子供は野山で体をゴロゴロさせて転がったりするような三次元的に体を動かすことが少なくなっており、そこに急にスポーツをするということも関係していると思います。
すなわち予防としては三次元的に体を動かす機会、環境を作ってあげる事が必要不可欠なことでしょう。
トレーニングというより、体の感覚をよくすることが必要で、柔道の受け身とか、マット運動などを小さい頃からさせることも良いと思います。
今は子供の頃から受験戦争の合間にスポーツをするというが現状ですから大変かもしれません。

・野球肘について
少年が野球をやっていて肘を痛めた時、まず痛みが出現します。
それから動きが悪い、伸びないと症状が次第に増強してきます。
肘の障害は主に内側、外側にわけられますが頻度としては内側の方が多いようです。でも内側の方が治りやすく後遺症を残すことも少ないと思います。
外側は離断性骨軟骨炎といわれ関節内に病変がみられますので治りにくく、後遺症も残りやすくなります。
子供の場合は自分で障害を判断して行動することはできませんから、周りの人が気をつけてあげなくてはいけません。
早期に診断がつけば完治しますし治療が遅れれば後遺症が残ります。
例えばその子の投球フォームが変わったとか、痛いところをかばうような投球になったようだとか、ランニングをしていてもどうも今までとは違うとかいうように細心の注意をいつもしてあげることが必要です。

・では障害が出た時にはどのような検査をするべきなのかというと・・・。
まずはレントゲン検査が主になります。
時には左右のレントゲンを撮影し比較することも必要です。
障害の程度はレントゲンで判断できます。
透亮期、離断期、遊離期と三段階にわけられます。つまりレントゲンでぬけた像の時期、それからぬけかかっている時期、完全にはがれている時期です。

・障害を起こさない為にはどうすればいいのでしょう。
例えば投球練習方法として年齢によって一日何球までとか、休養期間をどのくらいにすべきかを決める事です。
一般的には簡単ですがガイドラインができています。
全力投球は一日60球までで、カーブを投げさせないという指導法です。
チームでの練習は週1~2回ですが、実際は家に帰ってから一人で練習したり、隠れて練習したりしている事も多く、正式な練習以外での練習も把握しなければなりません。
またある程度の医学的知識を身につけることも必要です。

CINEMAに想う

一口に名画といっても人それぞれに違うと思います。
ある人にとってはくだらない映画でも別の人にとっては名画になることもあります。私なんて世の人々が「名画だ、名作だ」と騒がれていてもさっぱりどうして名画なのかわからない時があります。でもそれはそれでいいんだと思っています。
一般的に名作といわれる映画には「天井桟敷の人々」「第三の男」などが頭に浮かびますが、、、、。
確かに名作ではありますが、私にとっての名作ではないのです。
好きな映画は一杯あります。それもその日、その時の気分などで好きな映画が変わってくるのです。
映画館でみた時はくだらない映画と思っていても、ビデオ、テレビなどで何回かみているうちに好きになってくる映画も多くあります。
私にとっての名作は何といっても「サウンド・オブ・ミュージック」
若き僕が一日中、映画館に座って何度もみた思い出の名作!!!
これは万人が認めるミュージカルの最高傑作でもあります。
ジュリー・アンドリュースという最高のマリアを得てこその作品でもあるでしょう。ナチスドイツ下のオーストリアで人生の意義を求めて悩むマリアは退役軍人将校の7人の子供達の家庭教師となります。数々のいたずらで何人もの家庭教師をやめさせた実績を持つこの7人の子供達もやがてマリアを信頼し、大佐の心をもなごませていくマリア。実話に基づく物語です。
小高い丘の上での冒頭シーンでアルプスの山々に響き渡るマリアの歌声。
「ドレミの歌」「私のお気に入り」「すべての山に登れ」「エーデルワイス」など数々の曲。あなたも口ずさんだ事がありませんか?

「ゴースト/ニユーヨークの幻」

1990年、公開当初はあまり人気がありませんでしたが次第に評判が評判を呼び、その年のNo1ヒット作になりました。
恋人の危機を救うために天国からの迎えに目もくれずに現世に止まっている彼。
目に見えず耳に聞こえぬ霊であるため、なんとか彼女にこの想いを伝えようとやっきになる彼。でも電車に飛び込んだり、ドアをくぐり抜けたりするSFXは極めて優れたシーンでした。
この作品のラストシーンはお教えすることはできません。
あなたの目で見て出来れば感想をコスモスポストにご投函下さい。
まだまだたくさんあります。
・ET ・フィールド オブ ドリームス ・ロッキー ・ロッキー2 
・ゴッドファーザー ・ゴッドファーザー パート2 ・メリー ポピンズ 
・シェーン ・スター誕生 ・大脱走 ・砂の器 ・連合艦隊 ・七人の侍
・未知との遭遇 ・ウエストサイド ストーリー ・キリング フィールド
私にとっての名作はまだたくさんありますが今回はこの辺で・・・。