香川県高松市での整形外科・内科・健康診断・予防接種は吉峰病院へ。

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コスモス新聞

コスモス新聞 病院からのお知らせ、ちょっとしたエピソード、医療に関するお話、患者様よりお寄せ頂いたメッセージ、思い出の映画など情報満載です。

コスモス新聞第1号

コスモス新聞発刊によせて

1993年、内外の経済情勢は暗雲がたちこめられています。政府も福祉に力を入れていますが、現実にはなかなかうまくいっていません。そうした情況の中で医療界にも雲がかかってきているようです。当院も創立から30年が過ぎ、これからの高齢化社会のためにも患者さんとの対話を深めようと新聞を発行することになりました。未熟な仲間たちで作っていきますので、誤字、脱字など多々あるかと思いますが、愛される新聞を目指して頑張って行きますので、よろしくお願いします。
私たちは体、心、病気、これらを仲立ちにして医者と患者が共に考え、共に伝えあい、健康を作って行く、こうした医療を念願しています。これまでの生活の中で病気、ケガになった原因はなんだったのか。こころの問題なのか、食生活なのか、仕事なのか、こうしたことを医者と患者が共に考え、行動し、その中で患者が治療の主役になっていくことが望まれます。

伝えあうことの大切さ

現在の医療は一方通行の感があります。政治にしてもしかり。
この薬は何なのか。私の病名は何なのか。これからどうしたらいいのか。先生に聞くのは忙しそうだから何となく聞きにくい。 と思っている人は大勢いるのではないでしょうか。ぜひ、気軽に聞いてください。
共に生きて行く私たちにとって、今最も大切なものは対話だと思います。伝えあうことです。私たちの目標も"伝えあう医療"として努力していきたいと思います。

お願い
コスモス新聞に掲載する原稿を募集しております。
医療に関する質問、院内であった小さな出来事など何でも結構ですので、投稿をお願いいたします。

五十肩

五十肩は40~50才の人に多くみられる肩の慢性の疼痛と運動障害を主症状とする病気です。肩関節自体よりその周囲に変化があるので肩関節周囲炎と呼ばれています。重労働者には比較的少なく、軽作業者に多くみられる傾向があります。時には長く入院している患者にもみられる事があります。
肩を動かすと痛い。腕が上がらない。髪を洗えない。帯が結べない。夜中に痛くて目が覚める。というような事が主な症状です。
原因は非常に複雑ですが、過労、外傷、動脈硬化などのために肩の周囲の血液の循環が悪くなり、そのために肩関節と周囲の物(筋肉、腱、滑液包、腱板)とのバランスも悪くなり、肩関節に退行変化がおこります。わかりやすく言えば老化がおこることです。
その老化を基盤とし、滑液包や関節を支えている腱に炎症がおこったり、癒着がおこったりしておこる肩の痛みと考えられます。
肩関節周囲に炎症があって、拘縮がおこり、肩が動かなくなる事があります。これをアメリカでは「Frozen Sholder・フローズンショルダー・凍りついた肩」と呼ばれています。凍りつかないように、痛みのない範囲で動かすことが大切です。このためには肩の体操が効果的です。徐々に運動範囲を拡げていくのがポイントになります。入浴はきわめて有効で、できれば朝、夕、二度入浴するとよいでしょう。この病気は治るまでに長い期間がかかりますが、きっとよくなりますから、あせらずに、のんびり養生する事が大切です。痛みが強かったり、夜も眠れなかったり、仕事が出来なかったり、そのような時は注射、内服、物療が効果的です。当院ではあたらしい治療法としてレーザーを導入しています。先生に相談して詳しいことを聞いてください。

ちょっとした話

ある日、ある人から看護婦さんは病院のための看護婦ですか?ここに来る人は患者さんばかり。患者さんの為の看護婦さんであって下さい。どんなときでも「白衣の天使」であってほしい。そうでなければいけないのだ!「白衣の天使」 久しぶりに聞いた言葉だった。いつの時代になっても看護婦=白衣の天使=ナイチンゲールという公式が誰の心にもある言葉なのだと思った。ついつい"病院のきまり"とやらを先に言ってしまう私。心にチクッと痛い思いをしたと同時にどんなときでもこれは難しい難問であり・・・・。しかし"白衣の天使"を忘れません。そして優しいイメージのこの言葉を心に留め、反省した日でした。

リハビリのこころ

リハビリテーションの語源で探ってみますと"人間であることの権利や尊厳が何かの理由で失われ、人間社会からしめだされた人がそれをとり戻すこと"を意味しています。リハビリテーション医学者のラスクはリハビリテーションとは「人生に年月を継ぎ足すだけでなく、継ぎ足された年月に生命をつぎこむことである」と言っています。終日こたつにはいり、テレビをみたりしている様な生活は果たして生命がつぎこまれた、といえるのでしょうか。リハビリテーションはリハビリテーションセンターや専門の病院だけで行われるものでもなければ、リハビリ専門の医者に独占されるべきものでもありません。すべての医者、医療従事者がこれに関わるべきであり、その程度においては誰にでもできることなのです。今、リハビリの中で最も求められているのは人間社会から締め出されようとしている障害者を、どうかして社会の一員として取り戻そうとする、暖かい心と理解です。互いに支えあい、励ましあい、社会復帰の準備をする場、気軽に入れる場を少しでも広げたいと思います。

待合室

物療をしている患者さんへ
物療も症状によって変えていかなければ正しい、よい治療はできません。症状が変わらなくても一カ月に一度は診察してレントゲンをとったり、血液検査をしたり、様子を聞かせてください。正しいリハビリをすることが大切です。

ご存じですか

当病院の看護婦さんの帽子にYをあしらった真珠があります。これは吉峰病院の帽章です。「真珠の清楚な美しさ、それが私たちの心でありたい、みんなの気持ちがひとつにとけ合っていたい」という事を表わしています。廊下などにコスモスの写真、絵などが掛かっています。それは当病院の院花です。コスモスとは「調和の美しさ」と言う意味があり、病院の精神である「礼と和」を表現しています。

正しい坐薬の使い方(使い方しだいで効き目が違う)

坐薬というとすぐ痔を思い出されるのでしょうか。あまりよいイメージをもたれていないのは、すぐれた効果を持つ坐薬のためにちょっと残念な気がします。坐薬について簡単に説明します。薬が上手に飲めないお年寄りや、吐いてしまう時は、坐薬を使ってみましょう。 坐薬の特徴を大きくわけると4つあります。第1は吸収が早いこと。だいたい30分以内で吸収され、一時間もあれば血中濃度が最大になります。その数値は、経口剤よりすぐれています。第2は胃を荒らさないことです。胃を通らずに直腸から直接体内に吸収されますから胃に負担をかけません。第3は肝臓を通る事が少ない点です。そのため肝臓障害の人にも有効です。 第4は薬が飲めない人でも外から挿入できる点です。こうしてみると坐薬は老人や子供に適していると言えるでしょう。坐薬をもっと見直してみるとよいでしょう。坐薬を使ったら、5分間はトイレに行くのをガマンする。坐薬の欠点は、第1に入れにくい。誰もが違和感をもっていると思います。坐薬は普通柔らかくならないように冷所に保管していますから、使うときに手にもって少し暖めてから使用するとよいでしょう。挿入するときはサランラップやゴム手袋を使うと手も汚れず抵抗感も減少すると思います。使ったあとに便意をもよおすのも欠点です。挿入後しばらく横になったり、椅子に腰掛けて静かにしていれば吸収されます。坐薬を使う時は前もって用をすませておくことがコツです。

お知らせ
昨年よりはじまった講習会
・痛みとは何か
・骨粗鬆症とは!
・薬の正しい飲み方
・自分でできる腰、膝、肩の体操
と、行ってきましたが、今回は 11月20日(土)に「寒さとの戦い。
正しい冬の過ごし方」の講習会を行う予定でいます。
どなたでも出席できますので、是非ご参加下さい。