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吉峰BONES奮闘記


ボーンズの野球シーズンは6月7日のオープン戦から始まった。
いつものように負け試合で、例年どおりのパターンになるかと応援団から密かなため息が聞こえた。
7月20日、相手のミスを上手にとらえて何と逆転。
「信じられなーい!!」が全員の感想。
8月9日、同じ野球場で違う対戦相手でしたが、またしても勝ってしまった。
素直に喜んでいいのか???今年は異常気象になるのではないかと心配。
8月29日、三年前に3対10でぼろ負けした高松平和病院との公式試合。
2連勝したというのに応援はたったの二人。
駐車場で会った対戦相手の体格の良さに誰もが「また負けそう。」とがっくり。
緊張の中、一番ファースト広瀬がレフト前ヒットを打つが、ライト三宅、ピッチャー高木、サード松尾ともに凡打。
2回、先頭打者のキャッチャー吉峰のセンター前ヒット、ショート辻も相手のエラーで出塁するも、セカンド吉本、ライト藤井、センター堀川と又も後続が続かず泣かされる。
その裏、相手チームの痛打を浴び2点を許してしまいました。
何とかせめて一点でも返したい。誰もがその思いで頑張りますが、なかなか点には届きません。
3回、広瀬、三宅、高木、
4回、松尾、吉峰、辻と凡打の山また山。
このままではいつものようにと思われるなか、ピッチャー高木は3回、4回をパーフェクトに押さえ、希望の光をわがチームにそそいでいました。
5回、吉本、藤井が大振りで三振の後、堀川がセンター前のクリーンヒット。
「やったー」の声援のなかで、広瀬が四球を選び、三宅レフトオーバーの二塁打で2点をとり同点となる。続く高木もレフト前にヒットして1点を加える。松尾が四球を選びツーアウト1塁、2塁。
さあ、乗りに乗ったぞと皆の期待が大きく膨らみ、この勢いであと1点取りたいと固唾を飲んで見守る次の打者は吉峰。
ところが期待外れの大振りで、皆のブーイング。
でも逆転したためか、この一点を死守しようとチームの皆が立ち上がった。
気力充分の高木は5回の裏、松尾のファインプレーにピンチを助けられ無得点に押さえる。
6回、辻が相手サードのエラーで進塁、吉本は気負いすぎて凡打、藤井はしぶとく球を選んでセンター前のヒットで1塁、3塁となり、堀川のファーストゴロの間に1点をもぎとる。ついでにもう1点頑張ろうよの声援の中、広瀬凡打に終わる。
その裏、高木は三者凡退で相手チームに点を許さず。
最終回、三宅がデッドボールで出塁(当たっても出ろとの無謀な声援に答える)、高木のレフトオーバー(あわやホームランか)にて三宅一気にホームへと走る。1点追加。
行き掛けの駄賃ついでにもう1点が欲しいと松尾が四球で塁へ出るが、吉峰、辻、吉本は凡打で終わる。
7回裏、何としても逃げ切りたい気持ちの上をいくかのように相手チームの気迫が迫る。
体が硬くなれば動きもにぶり、エラーのために1点を許してしまう。
最後の打者を迎え、チームも応援も声なき緊張の一瞬。
高木、渾身の力を出して凡打に打ち取りゲームセット。
いきなり訪れた勝利の喜びが音もなく体中を駆け巡る。
皆の顔にあふれるさわやかな笑顔が夏空の夕焼けに映える試合終了でした。
いつもならベンチで交わされる雑談もなく、一人一人の打者を見送る時のチームや応援の手に汗握る、祈るようなせつない思い。
本当にいい試合だった。

10月8日
高松市医師会との試合が県営球場でナイターで行われました。
夕方、突如としての大雨。試合は流れるのかと心配しながらとにかく球場へと車を走らせました。ところが着く前に雨はあがり星がまたたいていました。
県営球場で試合ができる。強いといわれてる医師会との対戦でチームは緊張でコチコチでした。
先攻ボーンズ。
1回表→高木は3塁ゴロに倒れ、三宅三振、辻はショート内野安打にて出塁、松尾はサードゴロでスリーアウトチェンジ。
1回裏→1番バッターをピッチャーライナーに打ち取り、緊張が少しほぐれるが2番打者のサードゴロを松尾(すごくかっこよく捕ったのに)はファーストに暴投し2塁まで進塁を許す。しかし3番をファーストフライ、4番をセカンドゴロに打ち取る。
2回表→湊谷はセカンドゴロ、吉峰はレフト前にヒットにて出塁、盗塁を試みるが牽制にて1塁にくぎづけ、藤井三振、石村ファーストフライにてスリーアウトチェンジ。2回裏→5番打者をセカンドゴロで打ち取るが6番はセンター前にヒット、7番をサードフライ、ほっとしたためか8番にライト前ヒットを打たれる。しかし9番をファーストフライに打ち取りチェンジ。
3回表→吉本はライト前にヒット(クリーンアップを打てる実力あり)、続く高木もセンター前ヒット、三宅の1塁ゴロの間に2、3塁に塁を進める。辻に期待がかかるが三振、松尾の3遊間のゴロを相手ショートがあせりファーストへ暴投し、一気に2点を先取する。打った松尾は2塁へ進み、湊谷のヒットで3点目を期待したが、何を思ったか3盗をしかけ、タッチアウト。
3回裏→ツーアウト1、2塁とピンチになるが5番打者をショートゴロに打ち取りチェンジ。
4回表→湊谷がライト前ヒットを打つが、吉峰セカンドフライ、藤井ファーストライナー、石村三振と後続をたたれる。
4回裏→ツーアウト後、ヒットを許すが後続を許さず0に押さえる。
5回表→吉本に変わり堀川出場するも三振、高木、三宅ともに三振と三者三振。相手チームのピッチャー強し。
5回裏→1番バッターからの攻撃のため気合を入れ、ピッチャーゴロ、サードゴロ、三振にて退ける。
6回表→辻はピッチャーゴロ、松尾は自慢の快足を生かしセカンドのエラーを誘い2塁まで進塁、湊谷のショートゴロにて3塁に進む。続く吉峰がころがせば1点につながるのに無理なドラッグバンドを失敗し、結局三振。
6回裏→相手にもあせりが見え始める。ピッチャーゴロ、サードフライ、三振と塁へ進ませず。
7回表→最終回である。相手ピッチャーもこれ以上の点は与えてなるものかと・・・
藤井セカンドゴロ、途中出場の広瀬(4回裏より石村にかわって出場)、堀川共に三振。
ピッチャーに楽させてやりたいと気ばかりあせり、点につながらなかったのが心残りの回でした。
7回裏→たて続けにレフト前ヒット、センター前ヒットを打たれ、ノーアウト1、2塁。
続くバッターの進塁バントをくい止め3塁にてアウトをとる。
つづくバッターのピッチャーゴロの間に2、3塁へ進められる。
ツーアウト2、3塁のピンチです。
エラーも許されない状況です。
最後のバッターがショートゴロを打った。辻がボールをとった。
チームの誰もが思った。願った。「ゆっくり、落ち着いてファーストへ・・・!!!」・・・願いは神に届いた・・・。
ボールはゆっくりとファーストのミットに吸い込まれた・・・ゲームセット。
相手を0に押さえ、2点をとって2対0。
38年ぶりの横浜ベイスターズの優勝の瞬間もかくあらんと今にして思いますが、あの時は空白の中にいました。うれしさも悔しさも悲しさも感じられない真っ白な感情。ああ、試合は終わったんだって。
じわじわと沸き上がってくる勝利のうれしさは格別でした。
いくら言葉を重ねても、この喜びをあなたがたに伝えることはできません。
でも、もし再びこの感情を味わえることができるなら、何をおいても頑張るということです。チームの皆も長くつらい苦節を乗り越えて今があることを忘れずに、来年のシーズンのために冬の間も練習を怠らないように。
そして、いつも試合を見にきて声援(罵倒)してくれた応援団にありがとうを。
勝利は何にも勝るお礼の言葉になったと思います。

最後になりましたがチームのメンバーの紹介をします。

ボーンズ
1番ファースト 高木、2番ライト 三宅
3番ショート 辻、4番サード 松尾
5番ピッチャー 湊谷、6番キャッチャー 吉峰
7番レフト 藤井、8番セカンド 石村(広瀬)
9番センター 吉本(堀川)

高松医師会
1番サード 松岡、2番ファースト 田渕
3番レフト 小川、4番キャッチャー 赤井
5番センター 海部、6番ピッチャー 宮脇
7番ライト 権、8番ショート 伊藤
9番セカンド 藤井

我々のような、まだマナーをよく知らないチームと試合をしていただき、ほんとうにありがとうございました。
感謝!!感謝!!感謝です。

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