ギリシア語で「美しい」という意味を持つコスモス。日本でも「秋桜」という漢字があり、人々にとって、とてもなじみの深い花です。
コスモスの名所は数多くあり、すっかり日本の風景にも溶け込んでいるコスモスです
が、原産地はメキシコなのです。日本には明治時代に渡来したといわれます。
茎と葉が細く長く、繊細な容姿で、薄く透き通るようなかわいい花は、白や赤やピンクのほかにもオレンジや黄色など様々な色合いで私たちを楽しませてくれます。
花期は6月から11月頃で、代表的な秋の花といえます。「秋に桜のような花」という意味から「秋桜」と書かれるようになりました。
20cmから120cmくらいに成長し、丈夫な花なので、肥料などもほとんど必要なく元気に育ちます。
花びらが薄いので押し花にするととてもきれいです。
花言葉は「乙女の真心」。赤のコスモスは「調和」、白は「美麗」、ピンクは「少女の純潔」というそれぞれの花言葉もあります。これらの花言葉は、そのデリケートな花姿から生まれたと言われます。
日差しがやわらかく感じられてくる頃、なるの空気が一掃され野山の花や草の色が鮮やかに見えてきます。こんなころ高原を歩くと、道端や田畑のあぜ道に風に揺れて咲き乱れるコスモスの一叢に出会います。
秋風に吹かれながらそっと咲くコスモスを見ると心にもやわらかな風が吹き抜ける思いがします。 |